出展者紹介 曽田伸子さん

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東京から出展の曽田伸子さん。
sun’oco(すのこ)の名で、吹きガラスの制作をされています。
小さな花のようだったり、おいしそうなしずくのようだったり、動き出しそうないきいきとした模様が陽の光をあびたら、きれいだろうなあ。

ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。

ガラスのビン、それも少し古びた感じのビンが、前から好きでした。
吹きガラスとの出会いは、勤め人のころ。
ガラス好きのひとりとして大阪のfresco工房を訪れたときです。
やわらかく溶けたガラスを自在に操って何か作っている光景に、すっかり魅せられてしまったんだと思います。
実際に吹きガラスを始めたのは少し先のことですが、あの出会いがキッカケと言えばキッカケかもしれません。
今でも溶けたガラスそのものに楽しませてもらいながら、いつも制作しています。
また、作る楽しみはもちろん、ものづくりを通して出会う方々との輪が、少しずつ広がったり重なったり、
新しく生まれたりしていくことも楽しみにしながら、大切にしながら、これからも制作を続けていきたいと思います。

千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。

10数年前に夫が千葉の会社に転職したことを機に、東京多摩地区から城東地区に移り住み、それ以来、千葉が身近になりました。
ものづくりの活動を続けるにつれてジワジワと、また「工房からの風」に出展してからはグンと、
千葉の友人知人も増え、うれしく思っています。
今回、にわのわに出展させていただけることになり、さらに千葉とのつながりが深まりそうな予感です。
川村記念美術館にはまだ行ったことがなく、とても素敵なところだと話に聞いているので、今回の参加をとても楽しみにしています。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

溶けたガラスに極細の金属線などを溶かし込んだ作品、花器や食器などを展示いたします。
錆びたもの古びたものと相性の良い作品たちです。
時に点々と星屑のように、また小花が咲いたように連なる模様も、楽しんでいただけたらと思っています。

曽田伸子さんHP

(にわのわ実行委員:はまぐち)

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