出展者紹介 中川直人さん

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茨城県龍ヶ崎市に工房「音屋・nakagawa」をかまえる中川 直人さん。
言葉、文字、様々な素材で表現する空間インスタレーションのほか、
焼成した磁器土と他の素材を組み合わせたオブジェを制作されています。

ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。

自分のものの見方、感じ方を知ることが好きです。
今は、器というかたちを知ろうとしています。
同じ素材(磁器土)を使っても素材感、色、かたちで器と感じないものがあり、その違いとそう感じる理由を探っています。
焼成された磁器土を使ったオブジェは、自分が感じる磁器のイメージの断片をかたちにしたものです。

千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。

南房総や九十九里、千葉の穏やかな自然に慣れ親しんで20年。
静かで落ち着いた雰囲気が好きで、幾度も訪れている川村記念美術館。
今回はその庭を眺めるのではなく、空間に係れること、様々な人たちとの展示、見に来られる人たちとのかかわりを楽しみにしています。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

焼成した磁器土と金属や木を素材とし、それらを組み合わせたオブジェと、それらに係る器を展示します。
オブジェはミニマムアートとして単体で捉えることも出来ますが、
空間インスタレーションとして他のオブジェや器と一緒に捉えると、単体とは違った面白い感じかたが出来ます。

中川直人さんHP

*展示が変えごとに川村記念美術館に足を運ばれているという中川さん。
「美術館のにわ」ならではの展示がたのしめそうです。

(にわのわ実行委員:はまぐち)

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