イラストレーターやデザイナーとしても活躍されている鈴木知道さん。
イラストレーションのほか、木のトレイやカッティングボードに焼き絵を描く焼き絵トレイ「トモノイタ」も制作されています。
今回おそらく一番遠く、宮崎県串間市からの出展です。

ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。

幼年期の10年間、毎夏に両親に連れられて訪れた尾瀬のふもとにある茅葺き屋根の宿屋にて、宿主のおじいさんに森に連れて行ってもらった事、
ナイフと鉈で何でもつくってしまう魔法の手や、手作りのものに囲まれた生活に触れた事が、自分のものづくりの原体験です。
日々のくらしのなかで永く使われるものをつくること。
物語がたくさん生まれるようなモノをつくり続けていければと思います。

千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。

3歳の時市原市に越し、幼少時代を雑木林と田んぼに囲まれた自然の中で過ごしました。
クヌギの森につくった秘密基地に集まり、クワガタを穫ったり、新しい探検の計画を練ったり、
20代では房総の自然に惹かれ毎週のように素潜りやカヤックをするため海や山へ向かいました。
幼少からのふるさと千葉の自然での体験は自分の原点であり、
作品制作においても絵のモチーフや物語の背景となって大きな影響を与えてくれています。
昨年から九州宮崎県の海辺で制作をしていますが、今も実家と母の墓があり、
自分のルーツでもある千葉にて「にわのわ アート＆クラフトフェア」に参加できる事をとても嬉しく思います。
当日、たくさんの方とお話しできるのを楽しみにしています。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

木のトレイやカッティングボード、まな板に焼き絵を描くプロダクト、焼き絵トレイ「トモノイタ」を出展します。
その他、絵はがきやイラストレーションの販売も予定しています。

鈴木知道さんHP★

＊kegoyaさん、カゴアミドリさん、「お魚エコたわし」も鈴木さんのイラストレーション。
「トモノイタ」は焼き色と木目だけの表現だけれども、表情が豊かで、とてもたのしみです。

（にわのわ実行委員：はまぐち）