出展者紹介 須佐莉恵さん

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「筒描き捺染」という技法で布を染め、オリジナルのテキスタイルを制作されている「souco」の須佐莉恵さん。
チーバ君のおなかのあたり、市原市生まれ、現在は埼玉で制作されています。

ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。

こどもの時に初めて出会った自然の色や音、えほんの記憶は今でも強烈に覚えていて、
それを自分で作る絵本や音楽(ピアノ)で表現する事が好きでした。
大学で「筒描き捺染」という技法に出会い、今は主にその技法で作品を作りますが、絵を描くのも音楽も大好きです。

筒描き捺染は、季節や天候に左右され、行程も多いので時間のかかる作業ですが、
他の染色技法とは一味違う、深みのある色に染まります。
日本の伝統工芸の力を借りて表現する、という事に日々感謝しながら、
こどももおとなも楽しい気持ちになってもらえるような色づくりを心がけています。

千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。

私は千葉県の自然豊かな市原市で生まれ、
音楽や芸術にふれあい、豊かな自然に恵まれて育った時間は、今の自分を形成している大切な一部分だと思っています。
生まれ育った千葉でのイベント、また川村記念美術館のロスコルームが好きで、以前からよく足を運んでいたのもあり、
今回参加させていただける事を、とても嬉しく思っています。
にわのわで、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしております。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

soucoの布で作ったバッグやがま口、小さなアクセサリーなど、さまざまな布小物をご用意しています。soucoの小物達が、手にとっ
ていただく方の生活の一部になってくれたら、とてもうれしいです。

須佐莉恵さんHP

+筒描きは日本の伝統的な染色技法で、色糊を作り、筒に入れて、絞り出しながら染めていくもの。
型を使わないので、1点1点すべて手染め。
手間ひまかけて仕上げられたいきいきとした色や形を眺めているだけで楽しくなりますね。

(にわのわ実行委員:はまぐち)

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