出展者紹介 今村知佐さん

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チーバ君の口元あたり、船橋市在住の今村知佐さん。
ガラスと金属と、どちらも使って器やアクセサリーなどを制作されています。

ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。

私は大学時代に工芸の素材で、木、陶磁、テキスタイル、金属、プラスティックの五つの素材を勉強し、その中から金属を選び専攻しました。
金属を選んだ理由は、素材の表情が好きだった事、柔らかくも硬くも表現出来る事などでしたが、
やってみて、その金属の硬さが、自分の想いを伝えるのになかなかうまくいかない要因に感じ、
もっと柔らかい素材でやりたいという想いがこみ上げました。
そこで、未経験ではありましたが、ガラスという素材での仕事につく事を決め、
山谷硝子という船橋市にあったガラス会社に就職し、ガラスの基礎を学びました。
二つの素材を学んで再確認した事は、どの素材でもその素材の魅力を引き出して、生かしたものづくりをする事が大事だという事でした。
これからも、その初心を忘れずに制作していきたいと思っています。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

千葉は2才で引っ越して来て以来、大学時代以外はずっと住んでいる場所です。
育った場所であり、海や公園など、思い出の地も沢山あります。
にわのわは、展示でお世話になっている、信頼できるギャラリー林檎の木と、私が千葉で大好きな美術館の川村記念美術館。
この二つが関わっている事は私にとってもモチベーションが高まる理由でもあり、是非参加したいと思う地元千葉でのクラフトフェアなのです。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

にわのわでは、普段作っている「ガラスの器」や「金属とガラスの組み合わさった作品」から、
外の展示という事で、一輪挿しなどの小さな花器、外でキラキラするような、吊り下げのオーナメント、金属のアクセサリーなどを出品したいです。

*今村さんのつくり出すものは、ガラスでも金属でも同じように、むくむくとした生命力を放っているなあと感じます。

(にわのわ実行委員:はまぐち)

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