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2017.04.27

出展者紹介:平沢崇義

60hirasawa

平沢崇義(すゑもの亀屋)さんのご紹介です。

プロフィール

1982年 茨城県生まれ
2008年 熊本 細川護光氏のもとやきものを学ぶ
2014年 茨城県工業技術センター窯業指導所 釉薬科修了
2015年 熊本市にて築窯 独立
工房兼展示販売所 すゑもの亀屋をはじめる

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

会社勤めしていた頃にクライアント、デザイナー、生産管理、現場の職人それぞれの意見や物理的考えをまとめる仕事をしていました。
仕事は面白くやり甲斐もありましたが、意思に添わないことも多々ありました。
そんな中、自分の手からものができる喜びと、それを使って喜んでくれる人がいる更なる喜びが想像できました。
そして以前からの、ものづくりへの憧れの熱が行動に移りました。
原料調達から完成まで自ら携わり完結できるやきものに魅力を感じました。当時から陶磁器を買い集めていたことも影響しているかもしれません。やきもののプロセスも自分に合っていたと思います。

「もの」は使われるために生まれます。私の作ったものが使い手のポジティブな行為の裏側にあれば幸いです。
そんな想いを抱きながら日々制作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

隣県の茨城出身ということもあり千葉には家族や友人と訪れることが数多くありました。
また千葉県内の大学に4年間通いました。大人になる過程の時期に友人と過ごし様々な経験をした青春の思い出の地でもあります。
千葉は自然環境、都市環境共に豊かです。その千葉を大切にする「にわのわ」は気持ちが良く素敵なイベントに違いないと思い今回初参加させて頂きます。
現在の私が新たな家族と共にまた千葉と繋がりが持てることを嬉しく思います。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

料理映えを意識し制作した器が中心に並びます。
食事という行為がより際立ち、使い手の生活道具のスタンダードになることを目指しています。

平沢崇義さん、ありがとうございました。

〒860-0848 熊本県熊本市中央区南坪井町1丁目9番地 山村ビル2F
suemonokameya@gmail.com