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2017.04.15

出展者紹介:香田和義

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香田和義(そらいろの丘)さんのご紹介です。

プロフィール

顔の見えるものづくり&未来へつながる森づくりを掲げ、信州小諸で『そらいろの丘』という店舗を営んでいます。
久留里で森づくりを続けてきたご縁から千葉へ、もの・ひと・まちが結ばれることを楽しみにしています!

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

日本は豊かな森の国、木という素材は、育てることにより繰り返し得られる自然の恵みです。
時を経るほどに風合いを深め、暮らしの中で愛着を持って使い続けるもの、手にするたび、ものが生まれた風景へ想いを馳せ、笑みがこぼれ会話がはずむ…そんなメッセージをこめて、毎日の食卓で親しんでいただく「漆の器」づくりを続けています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

2008年より「NPO法人ドングリの会」を通して、君津市久留里で森づくりを続けています。
この森から運ばれる水や空気は、千葉の海やまちを潤し、満たし、豊かな自然とひとをつないでいます。
森林整備で得られる小枝を有効活用した小物も制作、千葉で育った木に親しみを感じていただきながら、循環するものづくりの「わ」が広がってゆくことを願っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

日本の山に自生する山桜の木塊(もっかい)を刳り抜き、美しい花を思わせる優しく滑らかな木肌を生かしたお椀、北海道の厳しい寒さに耐えながらゆっくりと育った一位(いちい)の、真っ直ぐで目のつんだ材を選りすぐったお箸、伊勢神宮の式年遷宮にも使われた、信州木曽の山奥で時を経た檜(ひのき)&椹(さわら)を使ったおべんとう箱・お膳など、日本の伝統色「墨(すみ)」と「緋(あけ)」に染め、漆を塗り重ね、こころを込めて仕上げた作品を、“食彩に寄り添う”写真と共に展示します。定番よりひと回り大きいサイズのお椀や、オリジナルデザインの継ぎ手が魅力の重箱など、数量限定の作品も並べて、手ざわりやぬくもりを感じていただく展示を心がけたいと思っています。

香田和義さん、ありがとうございました。

〒384-0807 長野県小諸市山浦虚空蔵4293-1
電話番号:0267-24-1588
info@sorairo-oka.jp
http://sorairo-oka.jp/