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2017.05.03

出展者紹介:毛房弘隆

52mofusa

毛房弘隆(Stdio MOFUSA)さんのご紹介です。

プロフィール

暖簾というものは「欲しいものリスト」の順位は決して高くはありません。
残念なことに。

スタジオモフサは染めもの屋です。
主に「しるしもの」と呼ばれるような暖簾を製作しています。

型やプリントを使用せず、一つひとつ手で染めていますので、沢山作ることは得意ではありません。
いわゆる暖簾のイメージとは異なる、ちょっと良いかもと思える暖簾を製作していけたら良いなと考えています。

大阪芸術大学芸術学部工芸学科卒業
卯辰山工芸工房 修了
Studio MOFUSA設立

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ホントに物心ついた頃から、進路にも悩むことなく、むしろ何も考えずに当たり前のように、この道にいました。
ただ周りが見えていなかっただけなのかもしれませんが、幸せなことなんだろうなと思っています。

この仕事をしていて幸せに感じるのは、お客様に使って喜んで頂いた時です。
人に喜んでもらって、自分が嬉しくなることを仕事にできて嬉しく思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

昨年に初めて参加させていただきました。
開催中は何かと追われて、なかなかご挨拶にも伺えませんでしたが、新たな出会いが生まれたことに感謝しています。

また、変わらず作り手として活動している、懐かしい古い友人たちと再会し、名残惜しい時間を過ごすことができたことが、宝物の思い出となりました。

とかく篭ることの多いお仕事ですが、遠く空の下で多くの作り手さんが頑張っていることを想い巡りながら、日々の仕事に精を出したいなと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

昨年は夫婦枠で参加させていただきました。
スペース的にも制約のある展示でしたが、今回は一般枠にてスペースいっぱいに2017夏シーズン新作から定番のものまで、昨年よりも沢山展示できるよう制作しています。
画面上では分かりにくい手織麻の質感や大きさ、色合いなど確かめていただけたら良いなと考えています。

毛房弘隆さん、ありがとうございました。

http://studio-mofusa.jp/