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2017.04.25

出展者紹介:中谷邦夫

26nakaya-kunio

中谷邦夫(佐邦窯)さんのご紹介です。

プロフィール

1949年生まれ。
1967年市川高校卒業・高島屋日本橋店入社。
1988年美術部にて、日本画・洋画・工芸品・美術品販売にあたり、陶芸により興味を持つ。
2004年家庭外商で美術・工芸作品の素晴らしさを広める。
2014年定年退職。
2015年成田米屋ギャラリーにて初個展開催。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

百貨店での美術品の販売に従事したことがきっかけで陶芸に興味をもち、自宅の小型炭窯で創作をスタートさせた。ご家庭の中で一つのこだわりの陶器を使っていただきたい思いで、酒盃・花生・茶器・小皿・箸置きを中心に自宅工房で創作している。地元の木灰を使った釉薬と藁灰が主体のオリジナルの味わいをお楽しみください。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

伝統的な街、佐倉・成田地区に住んだことがきっかけで、地元千葉の文化に興味を持ち、こだわりの焼き物を生活の中に取り入れています。
様々な場面で、陶磁器を身近に使っていただき、焼き物本来の味わいを感じていただけることを願います。
新しい伝統文化の発信基地としての役割をにわのわの一員として皆さまにお届けしたいと思います。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

陶器本来の手触り・釉薬の変化の楽しさを器を通して楽しんでいただける展示を目指しています。陶土は、地元ユーカリが丘の土・唐津土を主体に、釉薬は、備長炭灰・地元の木灰を使った小品が見どころです。

中谷邦夫さん、ありがとうございました。

sahoogama@gmail.com