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2017.04.16

出展者紹介:佐久間恵美

98sakuma

佐久間恵美さんのご紹介です。

プロフィール

千葉県大網白里市に生まれ、柏市在住。
結婚、出産を経て、布小物を作るようになる。
制作している中で、刺し子に出会い、独学で自分のテイストを見つける。
2010年 ショップ、イベント、手創り市、オーダーにて販売開始。
2014年 にわのわ2014にうつわ萬器さんの推薦作家として出展。
2015年 にわのわ2015、ギャラリー、イベントなどに出展。
2016年 にわのわ2015、ギャラリー、イベントなどに出展。
現在では、キレドベジタブルアトリエ(千葉)、蔵のカフェ+ギャラリー灯環(千葉)、アルパカ(愛媛)、古音(兵庫)が取扱店舗

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

幼い頃からものづくりは好きでした。
大人になってからも、布小物に始まり、空き缶や瓶、海で拾った流木などを使って何かしら作っていました。
そのせいかすぐに捨ててしまう世の中で、布を大切に使うための日本の手仕事「刺し子」に魅了され、補強や保湿のためのものが美しい模様になることに衝撃を受けました。
捨ててしまう端切れを使い、刺し子を施して一つの作品にすることでものを大切にすることの一役になれたらと思っています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

生まれも育ちも生粋の千葉っ子です。
夏には海で真っ黒になりながら自然の中で育ち、きっと骨を埋めるのも千葉なんだろうと思っています。
にわのわに出展させていただくのも今年で4年目。
初めは不安と緊張しかありませんでしたが、年を重ねるごとに多くのお客様や作家さん、ショップの方ともつながることができました。
千葉で活動していることが多いのですが、より濃いものにして発信していきたいと思います。
刺し子をすることで人と人とのつながり「わ」も表現しています。
「にわのわ」でこの「わ」をもっと広げていきたいと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

主に刺し子バック、小物を展示します。
江戸時代の遊びであった香合わせに「源氏香」というものがあります。
この一つ一つ名前が付けられている図をコラージュして刺し子を施したバッグを並べます。
またイメージして名前をつけた、世界に一つしかない刺し子バッグを並べます。
今年は新たに革の端切れを使ったバッグも制作したので見て頂きたいと思います。

佐久間恵美さん、ありがとうございました。

kokonehanako@yahoo.co.jp
http://COCOROne10.exblog.jp/