2017.04.19
出展者紹介:菅谷太良
菅谷太良さんのご紹介です。
プロフィール
1978 生まれ
埼玉県日高市に育つ。
2000 明星大学日本文化学部生活芸術学科
陶芸専攻卒業
2002 明星大学陶芸専攻研究生課程修了
益子、明石庄作氏に師事
2007 益子町大沢に築窯独立
現在 個展、グループ展、クラフトフェアーなどで作品発表。
—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。
小さい頃から勉強するよりも、何か手を動かして物作りをしたり、絵を描いたりするするのが好きでした。
最初は木工、木彫を学んでいましたが、大学の時に、何となく料理好きの母に器を作ったのが始まりです。
簡単そうに見えてやってみると難しく、悔しくて必死にロクロを回したのを覚えています。
それ以来陶芸の奥深さにひかれ続けています。
陶芸で、今何とかご飯を食べさせて頂いていますが、今現在があるのも、沢山の物作りの友人や、長年器を使い続けてくださる方があっての事です。
いろんな事への感謝を忘れずに、日々良い仕事をする事、そして、健康な作品を使い手に届けることだと思います。
使ってもらう方の顔を思い浮かべながら一つ一つ丁寧に仕事をしています。
—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。
「粉引き」という技法を用いて、日常使いの食器中心に制作しています。
粉引きと言えば「白」をイメージしますが、粉引きの温もりのある色調を生かして様々な「色」が表現出来ないかと思い制作しています。現在は10色ほどあります。
シンプルな器が多いですが、シンプルだからこそ一つ一つの工程を丁寧に仕事をしています。
千葉には、身内も住んでおります。
また益子にも近く、高速もつながったおかげで私の器を使っていただいている方も多く住んでおられます。
「にわのわ」は、お客様、スタッフ、作家が一つになって手作りするイベントだと思います。
作り手としても、直に使い手とお話が出来る貴重な機会なので、とても大切なイベントです。
「器」について分からないことがありましたら、遠慮なく何でも聞いてください。
また今年は、私も微力ですが少しお手伝いを出来たらと思います。
今から、「にわのわ」で皆様にお会いできるのがたのしみでなりません。
今年も楽しみましょう!
—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。
初夏の生活を笑顔で過ごせるような、シンプルですが温もりのある器たちを連れていきます。
また、一輪挿しなどの花器や、新色も「にわのわ」に合わせて制作中です。
また、新緑の中に部屋があるような展示にしたいです。
菅谷太良さん、ありがとうございました。
〒321-4104 栃木県芳賀郡益子町大沢3349-2
電話番号:0285-81-5584
sugayatakayoshi@yahoo.co.jp