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2017.04.29

出展者紹介:tefu

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夫婦(家族)枠でご出展いただく、tefu(前田恭兵・前田友香)さんのご紹介です。

プロフィール

前田恭兵
1984年生まれ 兵庫県出身
2010年 東京芸術大学 大学院美術研究科 修士課程彫金専攻修了
現在  東京芸術大学 金属表面処理室(七宝工房)で非常勤講師として勤務しつつ作家活動を行う
   
前田友香
1988年生まれ 千葉県出身
2009年 文化学園大学短期大学部生活造形学科卒業
2009〜2015年 千葉市内のこども造形教室にて講師として勤務

2017年より夫婦で「tefu」として活動開始

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

前田恭兵
きっかけは幼少期より趣味として続いている釣りです。魚を釣る為のウキを、木の棒からナイフで削り出し、色付けし、ニスを塗り…魚を釣ることが目的だったはずが、いつしか道具を作ることに楽しさを覚えていきました。自作した道具で釣れたときの感動は、今でもはっきりと覚えています。
変化を恐れず、今の自分に正直な作品をつくることを心がけています。

前田友香
幼稚園での工作の時間が何よりも楽しみで、家に帰ってからも絵を描いたり、何かを作ったりして遊んでいました。決して上手とは言えませんでしたが、両親や先生が褒めてくれた事を嬉しく思った記憶が今でも鮮明に残っています。その頃の体験が、ものづくりへの興味へ繋がっていると思います。
制作の際は、あまり頭で考えすぎず、まずは手を動かす事を大切にしています。
試行錯誤していく過程でおきた出来事や発見をもとに、より良いものを作っていきたいと思っています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

「tefu」は七宝焼きを中心にアクセサリーや小物の販売、ワークショップを行っております。
私達も昨年までは、にわのわに遊びに行く側で、いつか出店することを夢に抱いていました。
佐倉は妻の地元でもあり、開催地である城址公園にはたくさんの思い出があります。そんな慣れ親しんだ場所で出展できることを、とても嬉しく感じております。七宝焼きを通じて、つくる楽しみ・つかう楽しみのお手伝いができれば幸いです。
にわのわには毎年足を運んでいます。シンプルだけど味わい深く、優しさの中にこだわりを感じる。そんな雰囲気を、お客さんと作家でつくり上げている場所だと感じています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

七宝焼きと金属のピアスやブローチなどのアクセサリー、箸置きや平面作品などの小物の販売。
また、まだあまり知られていない「描画七宝」という技法を使って、水彩画のように絵付けができるワークショップも企画中です。
つくる楽しみと、つかう楽しみを感じていただけるような内容にしたいと思っています。

—ご夫婦(ご家族)ではどんな役割分担がありますか?

デザインは夫婦で行っており、主な制作は夫、ブランディングや事務を妻が担当しています。

—ご夫婦(ご家族)でものづくりされていいところ、困るところを教えてください。

いいところは、お互いのことをよく知っているので、細かなニュアンスも汲み取れるところです。
困るところは、制作の話をしていたはずが、脱線して別の話に変わってしまうことです。

tefuさん、ありがとうございました。

tefu.workshop@gmail.com
https://atelier-tefu.com