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2017.04.24

出展者紹介:鳥居あい

91torii

【追記】鳥居あいさんは都合により出展キャンセルとなりました。

鳥居あいさんのご紹介です。

プロフィール

愛知県生まれ
大学で彫刻を学び
常滑の陶芸研究所で陶芸を教わり、
常滑の陶器店で修業。
その後、独立。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ひとのそばにあって、すぐ手にとれて、その人がどんなふうに使おうかと考える、場ができること。
だれかに手に取ってもらえるその瞬間にも、
うつわは誰かといっしょに生活をささえている。
そういう生活のながれに’もの’として加われることが
すばらしいことだな、と気づいたことから、
私のうつわづくりははじまりました。

けれど、うつわになるまでにはとても長く
数々の工程があります。
自分の思いだけがこもっているようでいて、
道具としてのつかいやすさや、
火や土や今日の天気にも、都合があります。

最後まで、そういうことにすこし遠慮しつつも、つくりはじめたときのひらめきを大切に育てながら、つかうひとがあたらしい気持ちを発見できる、わくわくするきっかけになるような、ものづくりを目指しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

2016年につづき、今回で2回めの出展をさせていただくことになりました。
昨年は、よいイベントにしようという気持ちが会場のそこここから生きた雰囲気になって伝わってくることに感動しました。
にわのわにいただいたご縁で、千葉県内のいくつかのギャラリーさんや、千葉にお住まいのお客さんともよいお付き合いをさせていただいています。
今年は、私のブースへまた来てくださるかたにも、はじめて来られるかたにも、心に沁み入るような、よりよい作品を作ることで、みなさまにお返しできたらいいなと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

今回出展予定の作品は、外側が焼締めで、内側に黄色の釉薬がかかっている、“黄色い星”という作品シリーズです。
その焼きあがりの雰囲気に大きく個体差があるため、みなさんひとつひとつじっくり選んで、少しずつお好きな雰囲気のものを買い増しされる方が多いので、お皿や鉢などの定番アイテムは欠かさずお出しするようにしています。
今回はそれに加えて、定番にも合わせやすい、あらたな作品もお持ちする予定です。

鳥居あいさん、ありがとうございました。

aimpora@gmail.com