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2018.04.13

出展者紹介:金子千晶(染織・布)

55_kaneko

プロフィール

東京都立工芸高等学校デザイン科卒。
18年間のグラフィックデザイナー経験を経て
シルクスクリーンプリント、縫製を独学で学び
2008年よりアトリエか猫として活動を開始。
以来年数回の個展、イベントなどに出展。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

デザイナーの両親と服づくりに携わる祖母、叔母の影響で幼少の頃からいつも何か作っていました。
デザインの仕事をしていましたがデジタル化が進み、少し物足りなさを感じ始めていた頃、
身の回りに変化をもたらす出来事が次々と起こりそれらが積み重なって私を手仕事の道へ踏み出させてくれました。
絵柄のデザインからシルクスクリーンプリント、縫製まで作業要素が多岐にわたるこの仕事ですが
培ったデザインの感覚と元々好きだった手作業どちらも活かせて自分に合っていると感じています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉で暮らして24年になります。にわのわにはプレ開催から合わせて4回出展させていただいて、毎回「千葉の秘めたる熱さ」に感動してしまいます。スタッフやお客様の地元愛をひしひしと感じますし作家さんたちものびのびしつつ作品はとてもピリッと真剣で、ゆるさと緊張感どちらも高いレベルにあるのがこのにわのわだなと思っています。
普段工房に引きこもりがちな私も千葉っ子の一人として大いに盛り上がって楽しみたいです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

会場の緑に映えるようなリラックスした作品を色とりどりになびかせたいです。
最近はよりボーダーレスな男女問わず使えるバッグを作りたいなぁという気分です。

ホームページ:http://ka-neko.net