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2018.04.05

出展者紹介:笹本雅行・竹内陽子(陶磁/夫婦・家族枠/推薦作家)

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プロフィール

1997年 栃木県茂木町に工房「LIVING STONE]設立。
2010年 千葉県四街道市に工房を移設。

陶磁器を素材とした食器、オブジェなどのほか、絵画、銅版画なども手がけています。
主に個展を発表の場としております。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ものを創りながら自由に生きる。豊かな自然に囲まれて暮らす。そんな生活を求めて、陶芸に行き着きました。
最初に見つけたのは、茨城県笠間にある御影石の採石場近くの石屋さんの工房でした。御影石は風化・堆積して粘土になり、陶工はそれを焼成して陶器にします。いわば風化した石を形あるものに再生し、生活の中に生かす仕事でもあります。石のテクスチャーが好きだったこともあり、工房名を「LIVING STONE 」として陶工暮らしが始まりました。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

笹本は千葉市生まれ。竹内は東京生まれで、二十歳の頃に実家が千葉に移りました。2010年に竹内の実家のある四街道市に工房を移設。「豊かな自然に囲まれて」とはいえない住宅街の中の工房ですが、「ものを創りながら自由に生きる」暮らしはずっと続けてゆきたいと思っています。にわのわの会場となる城址公園はすぐ近く。普段は工房に閉じこもりっぱなしなので、来場される方や、作家の方たちとの交流も楽しみです。

—ご夫婦(ご家族)ではどんな役割分担がありますか?

とりたてて、決まった役割分担はありません。それぞれに自分の仕事をして、手の空いたときに(気が向けば)手伝います。

—ご夫婦(ご家族)でものづくりされていいところ、困るところを教えてください。

個展は、ほぼ一緒に(LIVINGSTONE STUDIO名義で) やっています。個展会場を納得のゆく作品で構成するのは、なかなか大変ですが、どちらかが不調でも、相方がなんとかしてくれるだろうと思うと、プレッシャーが軽減されます。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

自由にものを創りたい、そんな思いから、作るテーマは果てしなく拡散してゆきます。日常使いの器のほかに、陶板やオブジェなど、日々の暮らしを楽しく彩る作品を展示できればと思います。

住所:〒284-0003 千葉県四街道市鹿渡896-2
電話番号:043-421-0297
ホームページ:https://living-stone.wixsite.com/livingstone/home
E-mail:morinomasami792@gmail.com