,

2018.04.25

出展者紹介:中村志郎(皮革)

30_nakamura

プロフィール

靴を中心に鞄や財布、小物等を制作、販売しています。主に皮革を用いますが、布地等を組み合わせたりもします。シンプルなデザインでどなたにも使いやすいものを作るように心がけています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

振り返ってみれば、昔から物を直したり、作ったりすることが好きだったような気がします。古着をリメイクしたり、家具を修理したり、気がつけばそんなことばかりしていました。社会人となりこの先の人生をどう歩んでいこうかと悩んでいた時に、やはり自分は物作りをしながら自分の力で生きていきたいという思いに至りました。そこで自分の興味があるものを色々と調べているうちに、靴作りならまだそんなにやっている人もいないのでは、これなら何か形にできるかもと考え始めたことがきっかけとなりました。
物をつくる上で、自分の感性はとても大切にしています。
もちろんお金を生み出すには、作りたいものばかり作っていてはなかなか難しい面もあります。だからといって利益ばかりを求めていては、自分の個性を潰している気もします。
きっと作家の方々はみなさんこういったジレンマの中にいると思いますが、これからも自分の色を失わないようにものづくりを続けていきたいと思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉という土地にはこれまで正直あまり関わりがありませんでした。
今回にわのわというイベントに参加させていただけることになりましたので、これを機に千葉という土地に繋がりを持てることを大変嬉しく思います。出店者、スタッフまたお客様との交流を通して、千葉の魅力を知ることができればと楽しみにしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

前述にある通り、とてもシンプルなデザインで飽きのこないものをコンセプトに作品作りをしています。
10年、20年と直しながらずっと使い続けられるものを作っていきたいと考えています。
私物ではありますが、長く履き込んだ靴やずっと使い続けている鞄など、サンプルとして展示しますので、どんどん成長して馴染んでいく革のよさを見て、触れて、知っていただけたらと思います。

住所:〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形5-11-8
電話番号:080-3150-5327
ホームページ:http://instagram.com/shironakamura
E-mail:shirokurokutsuya@gmail.com