,

2019.04.13

出展者紹介:小出ナオキ(アート)

プロフィール

1968 愛知県生まれ 千葉県を拠点に活動 家族や空想を題材に木やセラミック、FRPを用いて制作された作品は国内外で発表され、現在は発達やコミュニケーションに課題を抱える子供たちとアートのコラボレーション作品も制作発表している 2018 「ボクとボクと15人の王様と女王様の作品展‐こどもたちの小出ナオキつかいかた図鑑‐」 東京都渋谷公園通りギャラリー 東京都 「バブルラップ:(以下略)」熊本市現代美術館

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

初めて作ることが楽しいと思ったのは保育園の卒園旅行から帰ってきた時にその楽しかった風景を忘れないように思い出を絵に描いて部屋の壁に貼りまくったときでしょうか。
それからなんとなく形を作ったり絵を描いたりしています。
去年の八月、老人ホームにいるおやじを連れて愛知の実家でお盆展を開催しました。3日間だけの展示に100人の人が来ていただけました。来場者と話しているおやじの顔がどんどんはっきりとした表情になるのが印象的でした。ものや作品をきっかけに人が交流することの効果をはっきり体感した日々でした。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

にわのわをきっかけにつみきのワークショップがはじまりました。
そしてそれがいろいろな場所や人たちとのワークショップにひろがっています。
身近な素材である木を通してそれを一緒に触り削り形を作ることで、つくり手とつかい手が混ざり合った空間が生まれ、楽しい記憶としてそれぞれ持ち帰ってくれているのかなと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

つみきのワークショップをします。
木を選びます(木っ端は全部違う形、その中から自分に合ったものを選びます)。
やすりで削りトゲトゲをなくします(木のバリを取り痛くないようにします)。
紙やすりでみがいてつるつるにします(さらに磨いて手触りを良くします)。
色を付けて作品にします(色を塗って自分だけの作品にします)。
持ち帰ります(作った感触や場所の記憶、そこにいた人たちの思い出をつみきと一緒に持ち帰ります)。

ホームページ:http://koyamaartprojects.com/artists/naoki-koide/
instagram:https://www.instagram.com/naoki_koide/
facebook:https://www.facebook.com/koide.naoki.sculptor/