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2018.04.08

出展者紹介:今村知佐(ガラス)

12_imamura

プロフィール

千葉出身
1999年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業
1999~2001年 山谷硝子工業株式会社勤務
2003年 初個展(銀座Ecru+HM)

その後毎年、個展・グループ展多数。
フリーランスにて活動中。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

18歳の浪人時代に、それまで選んでいた平面ではなく、立体の工芸へと興味がうつり、専攻を変えました。そして大学では工芸科へ入り金属工芸を専攻していましたが、卒業後、元々興味のあったガラスに転向しました。今思うと、何度か進路を修正しながらガラスに辿り着いているのだと気づかされます。しかし、どの素材でも、素材の持つ美しさや強さは私の力では及ばないもで、その素材力をいかしたものづくりをしていく事が良い物に繋がるのではないかと感じています。

ガラスの表情では「透明ガラス」・「曇りガラス」・「白色ガラス」の組み合わせで出来る表情を探っています。みずみずしい「透明ガラス」は食べ物を美味しそうに見せる力があり、「曇りガラス」は光を内包し見る人の気持ちを穏やかにし、白色ガラスは食べ物とも花とも喧嘩しない引き立てる色であり、その3つの組み合わせは無限にあると思っています。その辺も見て感じて頂けたら嬉しいと思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉には2歳で引っ越してきて以来大学生の時を除いてはずっと住んでいます。千葉は、海に行ったり森でキャンプしたりなど自然を楽しむこともできたり、都心に行く時もアクセスが良かったりと、生活もしやすく、制作活動もしやすい場所だと感じています。
そして何より私の育った愛着ある地元が千葉なのです。

「にわのわ」には幾度か出展させて頂いておりますが、毎回青空と緑の芝生と白いテントという晴れやかな空気の中でお客さんとアレコレお話させて頂ける貴重な機会を楽しんでおり、今回もまた新たな出会いがあるのではないかと楽しみにしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

グラスや鉢などの器、ガラスと金属を組み合わせた蓋物や花器、風鈴やオーナメント、アクセサリー等を並べる予定です。脚付きのモールグラスやりんごグラスも毎年沢山の方にお問合せ頂いているので、沢山用意していきたいと思います。

ホームページ:https://www.instagram.com/chisaimamura/
E-mail:chisaimamura@yahoo.co.jp