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2019.04.04

出展者紹介:相澤和寿[工房ぐるり](木工・漆)

プロフィール

1981  静岡県出身
2007  長野県上松技術専門校にて木工の基礎を学ぶ。
2008〜 静岡県藤枝市の注文家具工房に勤務。
2013  長野県大町市美麻に家族で移住。古民家改修や大工の勉強など寄り道をしながらも、少しづつ製作を始める。
2015  工房ぐるりとして夫婦で活動開始。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

20代前半の頃旅をした東南アジアの国々で見た、生活に必要な道具を一つ一つ手作りしている風景。日本での必要なものはお金を出して買うという当たり前の行為から少し踏み出して自分の手で何かを作ってみたいと思ったきっかけでした。木という素材には日本人として何か惹かれるものを感じたのだと思います。

木でのモノづくりに出会ってから10年以上過ぎようとしていますが、長野に移住してからより山や樹が身近な存在に感じられるようになり、樹(木)との出会いというのもを大切に考えるようになりました。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

長野の技術専門校で共に学んだ妻と共同で制作しています。
現在は長野県在住、私は静岡出身、妻は埼玉出身ですが、祖母が千葉に住んでいて小さい頃はよく遊びに行きました。
広い空と大きな海のとても爽やかなイメージ。そんな場所です。

「ぐるり」という屋号にはいろいろな意味を込めていますが、作りてと使い手の「わ」というのもひとつの大きなテーマです。
初めての千葉での出展で、多くのみなさまと「わ」でつながれることを楽しみにしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

自然木の枝が持つ豊かな表情に魅かれ作品にとりいれています。
自然素材である樹の野性的な魅力と、手を加えることにより現れる華美な魅力。
樹木に潜む多様な可能性を表現しようと木と向き合う日々を過ごしています。

長野ならではの地元の木もたくさん使っていますので、千葉の皆さまに長野の風景を感じていただけるような展示にできればいいなと思っています。そして千葉の身近な木にも関心を深めていただくきっかけになれれば嬉しいです。

E-mail:gururi.aizawa@gmail.com
ホームページ:https://www.kobogururi.com
instagram:http://www.instagram.com/gururiaizawa/
facebook:https://www.facebook.com/koubougururi/