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2018.04.12

出展者紹介:加賀雅之(木工・漆)

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プロフィール

1974年生まれ、京都市出身、岡山県美作市在住、4人家族。
サラリーマンを経て30歳で岐阜県高山市の職業訓練校木工科に入校。木工会社に勤務しながら活動開始。
2012年に現在の自宅兼工房に移住。独立、開房。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

自分が良いと思えないものでも売り勧めざるを得なかった営業マン時代の反動が、ものづくりの世界に足を踏み入れたきっかけの一つです。
商売の単位を最小限にし、「細く長く」をモットーにすればきっと何とかなる。
自分の感性がしっくりと馴染むもの、こと。
自分の内側にある基準、物差しを頼りに、ものづくる日々を過ごしています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

岡山県美作市というところで木工をしています、加賀雅之と申します。よろしくお願い致します。
20代半ばの東京でのサラリーマン時代、千葉はとても身近な存在でした。
木工を志し関東を離れた後も、千葉との縁を取り持ってくれたのはやはり「仕事」でした。
2013年、2015年に続き、3度目の出展となるのですが、にわのわへの出展が叶ったことは大きな自信です。
3年ぶりの千葉での出展、是非手に取ってみて頂ければと思います。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

工業製品と工芸作品の良いところ。その両方が感じられるような、そんな作風を目指しています。
劇的に何かを変えるようなインパクトはありません。
10年前からあったような、10年先もきっとそこにあるような。
それでいて、日々の暮らしがほんの少しだけ温かくなるような、穏やかになるような。
作品と一緒に、そんな「時間」や「空間」を届けられればと願っています。

ホームページ:http://semiaco.jugem.jp/
E-mail:semiaco2012@gmail.com