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2020.05.06

出展者紹介:東浩章[ヒガシ竹工所](その他)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

1984年 横浜生まれ
2016年 大分県竹工芸・訓練支援センター修了
2016年 ヒガシ竹工所開設
現在千葉県市原市にて制作

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

始まりは竹を削ってスプーンをつくることでした。
大学で建築を学び、恩師のすすめで愛媛県にある建築ミュージアムで勤務していたときです。その時に考えていたことは、「身近に手に入れることができ、大型の工具等を必要としないオープンな素材と技術で、生活に必要なものが自分の手でつくれないだろうか」ということでした。合板や廃材など魅力的な素材がありましたが、行き着いたのは竹でした。

竹は成長が早く、筍として生えてから3年で細工に適した材料になります。また木材や金属と比べとても軽く、身近な手道具で加工することもできます。材料の調達からデザイン、製作まで一貫して全て目に見えるかたちで行えるという点に惹かれていきました。
竹を素材としたものは箸から家まで、多岐に渡ります。そんな大きな可能性を持った竹という素材に向き合いながら、日々制作をしています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

2019年春に大分から千葉に拠点を移しました。今は小湊鉄道が通る養老渓谷駅の近くに工房を構えて制作しています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

竹かごの伝統的な意匠から少し離れた、今のわたしたちの生活に寄り添うもの、長く使うことのできるものを展示したいです。

住所:〒290-0535 市原市朝生原675-1
電話番号:090-5757-4324
E-mail:hh@hgsbs.net
ホームページ:https://hgsbs.net/