circles vol.05 出展者紹介：重森一祥（ヌイトメル）［皮革］

※昨年ご紹介した記事の再掲載になります。

プロフィール

革靴メーカーで職人として勤務後に独立、他社ブランド革製品の請負製造を経て、2011年からヌイトメルとしてのものづくりを始めました。
現在、滋賀県大津市に拠点を持ち、個展・企画展を中心に活動しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

学生の頃から靴が好きで、始めは靴を作りたいと思っていました。
大阪で就学中に修業先を見つけて通うようになり、そのままメーカーに就職。靴の職人、パタンナーとして勤務しました。
2006年に独立後、経験を積むためにバッグや小物の請負製造をしました。
革も含め自然の産物は品質を思い通りにコントロールできませんが、それらを無駄なく使うこと、制約がある中でうまく収めることも、革という素材の面白いところです。
何でもこだわりをつきつめればきりがないですが、素材の特性と持ち味を大切にした、長く使えるものを作るよう心掛けています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

「工房からの風」や「にわのわ」への出展をきっかけとして、船橋市で度々の展示会などで千葉の様々な地域からオーダーをいただく機会が増え、千葉との関わりが続いているのは嬉しいことです。
革製品はひとつひとつ表情が違うため、直接手にとっていただき対面でお話ができる場所での販売機会は作り手にとって貴重だと考えています。
回数を重ねるたびにより多くの意見を伺うことができますので、それも楽しみのひとつです。
「にわのわ」は、３年ぶり４回目の出展ですから、これまでお使いいただいているバッグを拝見する良い機会にもなります。
メンテナンスも受付けますので、ご相談があればお立ち寄りください。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

軽く柔らかい鹿革のバッグと小物、山羊革や牛革のバッグ、端革を活かしたプランターポットなど、素材それぞれの性質を補いいかすように仕立てた鞄や小物を展示します。
定番の巾着バッグの新サイズや新しいバッグ・小物など、前回からの変化も感じていただければと思います。

E-mail：info@nuitomeru.com
ホームページ：https://nuitomeru.com

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◎circles入場予約サイトURL
https://niwanowa.stores.jp/

今回のグループ展は緊急事態宣言下ということもあり、縮小開催とさせていただきます。
また、安全面を考慮し、滞在時間を1時間半から50分へ変更させていただきます。

土日の10:00-、11:00-、12:00-の時間帯は予約制とさせていただきます。
また、土日の13時以降と平日は予約なしでご入場いただけますが、
密にならないよう、合計で20人までとさせていただきますので
確実にご覧いただきたい方は、入場予約をお願いいたします。

また9/12.13にはオンライン販売も開催いたしますので、
ご無理のないようにご来場をお願いいたします。

「circles niwanowa monthly exhibition 2021 vol.05」

会期
9.4 sat – 9.7 tue
10:00 – 16:00
最終日は15:00まで

Web販売
9.12 sun – 9.13 mon

会場
gallery&rental space 林檎の木 andR
千葉県習志野市本大久保3-8-3
https://www.gallery-ringonoki.com/

つくり手
小峰美省［アート – 陶によるもの］
木畑考生（マルヤマウエア）［陶磁器］（Web販売はございません）
平沢崇義（すゑもの亀屋）［陶磁器］
降幡未来［陶磁器］
山崎雄一［ガラス］
金城貴史［木工・漆］
杉田悠羽（SUGITA SO-SAKU）［木工・漆］
重森一祥（ヌイトメル）［皮革］（Web販売はございません）
長井陽子（niwa）［金属］
新田麻紀（鍛冶Dorf）［金属］
古橋路子（m silver）［アクセサリー］（Web販売はございません）