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2019.04.26

出展者紹介:廣川温(陶磁)

プロフィール

1984年 滋賀県生まれ
2008年 多治見市陶磁器意匠研究所 技術コース 修了
2012年 信楽窯業技術試験場 素地釉薬科 修了
2016年 滋賀・信楽より栃木・益子へ工房を移転
現在、栃木県益子町にて制作

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

きっかけとしては、僕の場合、両親が同じ仕事をしていた、ということが非常に大きいと思います。
大学に通って就職活動という岐路に立たされたときに、自分にとっての仕事とはなにかを真剣に考えていました。
1番身近なケースとして、親の仕事を捉え直したときに面白そうに仕事をしていたので、自分も「ものづくり」をやってみようと思った、という感じです。「ものづくり」は学んだことがそのまま仕事に生かされるという点も魅力的でした。
両親もやきものの作家なので、素材はまずやきものをやってみて、違うと思ったらほかの素材で…と考えていたと思います。
大切にしていることは、魅力あるものを作ることです。
使いやすいとか美しいとか、もうちょっと漠然と、かっこういいとかでもいいのですが、自分がいいなぁとか魅力的だなと思えることは大切にしたいです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

益子で耐熱の器や粉引の器、炭化焼成の器を制作している廣川温です。
「にわのわ」には、過去3回、2014年、2016年、2017年に出展させていただきました。

2年ぶりの参加になるので、その間、新しいシリーズも作りはじめました。
緑に囲まれ自然を感じながら展示できる佐倉城址公園でお披露目できることを楽しみにしております。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

耐熱の器、粉引や灰釉の器、手びねり成形炭化焼成の器などを出品する予定です。
以前、参加したときは炭化焼成の器をまだ作っていなかったので、新しい作品群を観ていただけると嬉しいです。

耐熱の器は、片手鍋、耐熱プレートなど。
粉引と灰釉の器は、皿、鉢、カップ類。
炭化焼成の器は、カップ、一輪挿など。

住所:〒321-4104 栃木県芳賀郡益子町大沢1312-2
E-mail:r_s_atsu@yahoo.co.jp
ホームページ:http://atsu-hirokawa.tumblr.com
instagram:https://www.instagram.com/atsu_hirokawa/