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2018.05.03

出展者紹介:渡邉論之(その他)

27_watanabe

プロフィール

1975年生まれ
山梨県在住
今年から作家活動スタート

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

錆びたものや古い木、、、とにかく朽ち果てたものが好きで集めているうちに自然と身の回りにたくさんありました。
そして一番好きだったのが畑にぽつんと佇む小さな朽ち果てそうな小屋でした。

欲しいけどもちろん手に入れる事はできない。
自分の持っている古い物でつくったら面白いんじゃないか。

錆びたトタンをじーっと眺めていたら、あの小屋の形が見えてきて作り始めたのが小屋シリーズでした。
精巧に作り込みすぎてはジオラマやミニチュアになってしまうので、そこには気をつけながら作っています。
足りず、多すぎず、何かいいなくらいの気持ちで見られるバランスは難しいですが、錆びたものたちはとてもおおらかで、そんな自分の気持ちには関係なく受け止めてくれます。
錆の力を借りて好奇心と遊び心を忘れず作っています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

山梨県からの参加になります。
妻の実家が稲毛海岸にあり、しょっちゅう千葉には来ているので千葉は第二の故郷です。
イベント出展自体まだほとんどした事がなく、どうなることか心配ですが、錆・小屋好きがきっといるはずだ!と信じてにわのわに飛び込んでみます。
にわのわのようなレベルの高い作家さんがたくさん出展するクラフト市に参加させていただける事を光栄に思います。
どうぞよろしくお願い致します!

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

古木や錆びたものを使って色々な建物や舟、椅子、ライトなど小さなオブジェを作っています。
古くか加工したものではなく、自然に風化したものを使っています。
錆びるという現象は実用的には嫌われる一方、違う視点から見ると美しささえも感じてしまう。
決して実用品ではないですが、どこかお気に入りの場所に飾ってたまにチラっと見てもらえると最高に幸せです。

ホームページ:https://www.instagram.com/_noriyukiwatanabe_/
E-mail:koyatofune@gmail.com