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2020.04.21

出展者紹介:金津沙矢香(ガラス)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

三重県生まれ。
近畿大学文芸学部芸術学科卒業。
在学中に吹きガラス教室でガラスに出会い、卒業後富山ガラス造形研究所で本格的にガラスを学ぶ。
その後、富山ガラス工房所属を経て2009年独立。
以降、富山にて制作。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

家族旅行で小樽の吹きガラス工房を訪れ、子供ながらにそのスピード感や溶けたガラスの不思議さが心に残っていました。美術教師を目指して進学した大学で絵画を学んでいましたが、その傍ら、雑誌で吹きガラス教室の記事を見つけ、触ってみたいという思いが再燃し、2つ同時に教室に行くほどガラスに惹かれていきました。卒業時にはガラスで何かを生み出していきたいという気持ちになり、専門学校やガラス工房で学び、今に至ります。小さい頃からなんでも手作りする母が近くにいたことも、ものづくりへ原点だと思います。
大学で学んだ絵画的表現と、光でより魅力を増すガラスの魅力が組み合わさった時、また違う表情が見えてきます。
そんな美しい瞬間で、誰かの穏やかな時間、ハッと嬉しい時間のお手伝いができたらと思い、制作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

初めて、にわのわに参加させていただきます。
今、富山で制作しているのは、千葉のガラス工房でのワークショップでの出会いがきっかけです。
どうやったらガラスを続けていけるか悩んでいた時に参加したこのワークショップで、富山のガラスの学校の生徒さんたちに出会い、それをきっかけにその専門学校を目指すことになりました。
そして、進学が決まり、富山に移住し、今も富山で制作を続けたいます。

普段は制作でこもりがちで、人見知りな性格も相まっておしゃべりではないのですが、クラフトフェアで作品を通じてお話しするとなぜが会話が弾みます。
美しい新緑の公園で、たくさんの方との出会いがあると思うとワクワクしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

器からインテリアとして飾る作品まで色々持っていきたいと思っています。
器は普段使いできるものを中心に、ちょっと特別な時に使いたいものもあります。
また、スノードームを中心にオーナメントも用意する予定です。

instagram:https://www.instagram.com/sayaka_k_51/