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2022.04.13

出展者紹介:左藤玲朗[左藤吹きガラス工房](ガラス)

プロフィール

大分県出身。1964年生まれ。奥原硝子製造所(那覇市)で見習い勤務後に独立。
2009年に兵庫から千葉に移転。長生郡白子町在住。吹きガラス製の食器・花器の他、時計や額などを制作。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

もともと製造業に就こうという考えがあって道具をいじるのも大好き。今の仕事では発案・デザインに始まり工程の研究から試作、とここまでは楽しいことばかりなのに、いよいよ実際の製作が続くようになると徐々に飽きてくるので自分は職人というよりはデザイナー気質なんだなといつも思います。出来上がったものをつくづくと眺めては、デザイン通り出来てないじゃないか、と怒って再製作を命じる(自分に)こともしばしばです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

九州の出身で関東にも千葉にも何のゆかりも縁故もないですが、冬場の晴天と海に惹かれて軽い気持ちで転居してきました。近所はさっぱりした気風の人が多く仕事にも暮らしにもまずまず満足しています。地元感を前面に出した野外フェアがあるというのは考えてみればとても恵まれたことなので出来るだけ人が注目してくれるような内容の展示を目指しています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

自分はどちらかというと用途をかなり限定した提案型の製品を作るのが好きで、それが極まったものが時計であったりコーヒー豆専用のボトルであったりカップキャンドル用のシールドであったりするので、今回もコップや小鉢の他にそのようなものを投入する予定で現在二、三の試作が進行中ですが、完成まで行きつけるかどうかは最後まで分からないので時々インスタグラムで状況をご確認ください。