2025.04.06
出展者紹介:粕谷修朗(陶磁器)

プロフィール
東京都生まれ
東京藝術大学大学院日本画科修了
2001-2007沖縄県読谷村 山田真萬氏に師事
2007東京で工房を持つ
2019千葉県鴨川市に移転
2021穴窯築窯
穴窯と電気ガス窯の両輪で、自然釉、灰釉、粉引など日常使いの食器や花器を製作しています
—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。
工作用紙とハサミがあればいつまでも遊んでいるような子供でした。そのまま成長し大学の日本画科へ進みました。卒業後、沖縄への移住で「やちむん」に出会い、沖縄の風景そのままのような色や形に惹かれ、陶芸の道へ。
今いる場所の景色を映したいと思いながら制作しています。特に自然の中にある色と色の組み合わせが好きで、どうしたらそういう色が表現できるのか日々考えています。
—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。
鴨川の山の中に築窯した穴窯で、陶器を制作しています。
できるだけ近隣の山林で伐採された原木を薪にして、土地の木が灰となり、そこから生まれる表情に魅力を感じています。
にわのわが開催される佐倉城趾公園は、緑に包まれた森を感じるイベントです。会場でお会いしましょう。
—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。
灰釉を原土と合わせることで生まれる表情や、窯の中で自然に被り溶けた灰が作り出す自然釉で、皿や鉢、碗、カップ、花器などを作っています。
特に、昨年から力を入れている、灰釉の花形皿と中国茶器を見ていただきたいです。
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