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2025.04.08

出展者紹介:近藤一朗[やまどぅい工房](その他)

プロフィール

自身で染色した和紙(主に小川和紙と黒谷和紙)を細かく千切って貼り詰めて羽毛の質感を表現する独自の製法で野鳥のオブジェを作っいます。
切り絵や貼り絵の立体版といった作品です。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

沖縄本島北部(やんばる)で働いていた際に見聞きした野鳥たちをきっかけにバードウォッチングに鳥憑かれ、その延長でなんとなーく鳥を作り始めてみましたが、美術や工芸を学んだことのないただの素人の完全独自の製法で運良くなんとかここまで辿り着いたといったような感じでしょうか。
誰に教わるでもなく全て独自で考えて作ることの想像、それに伴う喜びや楽しさは本当に大切だと感じています。
まだまだ道半ばですが、レベルの高いイベントに挑戦することで得られる緊張感も大切だなーと、にわのわさんを通じて実感しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

趣味のバードウォッチングの延長で鳥作りを始めたという異例の作家かもしれませんが、作る野鳥をなるべく直接見聞きするよう、バードウォッチングの機会を大切にしています。
訪れた探鳥地は114か所となりましたが、千葉県内は14か所の探鳥地に行きました。
まだまだ訪ねてみたい場所が幾つかありますし、今後も千葉にはお世話になリますので、今後ともよろしくお願い致します。
にわのわさんへのイメージといえば、自然豊かな会場と作品とそれを楽しむ人との調和のような。
そして、出展時に見聞きする野鳥たちの賑わいも個人的には平和を感じる心地良い場所となっています。
皆さんもたまには野鳥の声に耳を傾けてみては?昨年はホトトギスやキビタキの鳴き声も。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

2023年は夏の渡り鳥シリーズを展示しました。
2024年は身近な鳥シリーズを展示しました。
2025年は国内外問わずの青い鳥シリーズを鳥揃えて展示致します。

いちおしは、国内で代表的な青い鳥だろうカワセミかな?