2025.04.14
出展者紹介:田山康平[田山木工芸](家具)

プロフィール
都立職業訓練校を修了後、オーダー家具制作の会社に就職
2018年 田山木工芸を設立
2022年 クラフトフェアなどで無垢材を用いたオリジナルの指物家具や小物の販売を開始
2024年 千葉県長南町に移住
古民家改修を始める
—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。
就職活動を控えたときに、ものづくりの仕事がしたいと考えるようになり様々なジャンルを体験しました。
その中で木工家具に出会ったわけですが、今思えばなんでも自分で作っていた祖父や、木工を生業にしていた親戚の影響を受けていたと思います。
家具は長く使っていただけるよう形だけでなく構造にもこだわって制作しています。また、時間をかけて木目や素性を吟味し、強度面・木目の美しさが最大限引き出せるよう心がけています。
木と木を組んで作る指物技法で制作し、小物は刳り物、彫り物を鑿や鉋を用いて手作業で仕上げています。
お互いが作用しあうことで生まれるものがあり、それぞれがとても好きな作業です。
—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。
2024年に千葉県の真ん中、長南町に移住しました。
長南町は大屋根(元茅葺屋根)の民家が残っており東京からそう遠くもない土地でこんな景色があったなんて!と感じるとともに、自然と隣り合わせの環境に惹かれて移りました。
築156年の古民家で、納屋だったところを作業場に改装し家具や小物を制作しています。
普段は妻と2人で制作していますが、現在育児中のためお休みしています。
これからはこの千葉で生活し、制作活動をしていきます。
まずははじめましてのご挨拶をさせていただけたらと思います。
にわのわは多くの人が大きな期待を持って訪れてくるイベントだと思っています。
たくさんの方々と新たなつながりができることを楽しみにしつつ、その期待に応えられるように頑張ります。
—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。
スツールやサイドテーブル、飾り棚などをお持ちする予定です。
その他手で削り出した器や様々な樹種で制作した小物類も展示する予定です。
スツールの丸棒部分は刃跡が残る仕上げにしています。
手作業で仕上げた温もりを感じていただきたいので、ぜひ直接さわって、すわって、体験してみていただきたいです。
- 電話番号:080-6622-4322
- E-mail:tayamamokkougei@gmail.com
- ホームページ:https://www.tayamamokkougei.com/
- instagram:https://www.instagram.com/t_mokkougei/