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2025.04.17

出展者紹介:西川真衣(陶磁器)

プロフィール

1996年 大阪府堺市生まれ
2018年 京都府立陶工高等技術専門校修了
〜2021年 読谷山焼北窯 宮城正享氏に師事
現在、京都府南部の茶処・和束町にて作陶

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

やきものを始めたきっかけは、そうです。
ロックンローラーがギターを始めるのと同じです!

こだわっているのは、測りを使ってきっちりサイズを揃えなかったり削りの手数を最小限にしたりと、成形の際に触りすぎないようにすることです。
ゆがんだりひずんだりしたがる土の本音に耳を傾けます。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

沖縄の北窯宮城正享工房で、土作りから登り窯での焼成まで、原始的な焼き物のいろはと民藝の精神を学びました。関西の陶芸の学校を出ただけでは得られなかった経験をたくさんし、ここで焼き物に対する経験値と自由度が格段に上がりました。
今は化石燃料(灯油)の窯をメインで使用していますが、薪の窯のことはこれからもずっと勉強を続けていくつもりです。

関東での初出展、どれだけお客様の目に留まるか腕試しの気持ちもありつつ、未だ知らない千葉・佐倉の街の空気を吸えることが純粋に楽しみです。
近隣の美味しい居酒屋、教えてください!

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

主に鉄絵やイッチン(お好み焼きにおけるマヨネーズ)の技法を用い、使い手の意識に干渉しすぎない、けれども人の手は入っている、そんなデザインを今は探しています。
今年から型ものにも挑戦し始めました。
ばらばらの中から宝探しのようにお気に入りを見つけるのが得意な方に楽しんで頂けると思います。