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2025.04.21

出展者紹介:房安麻梨乃[marino.glass](ガラス)

プロフィール

1990年東京生まれ。
家具職人として働く傍ら、東京ガラス工芸研究で学ぶ。
その後HALI’S Glass Art Studioにスタッフとして所属し、パート・ド・ヴェール技法について探求。
現在は拠点を千葉の木更津に移し、日々制作しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

幼いころから絵を描いたり、手を動かしてものを作るのが好きでした。
進学ではものづくりとは違う分野に進んだものの、仕事を通じて再び「自分の手で作ること」の楽しさを実感し、家具職人としての道を歩み始めました。
木工を続けるなかで、木とは対照的なガラスの透明感や光の揺らぎに惹かれ、ガラス制作をスタート。
今は、ガラスのもつ素直な美しさや質感を大切にしながら、一つひとつ手作業で形にしています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

昨年東京から木更津に引っ越し、工房を構えガラス作品を制作しています。
今も家具職人として都内で働いているため、都心へのアクセスを考えこの地を選んだのですが、街から離れると海や森などの自然も豊かで、生活しやすく、そして創作の励みにもなっています。
そんな自然と一緒にある感覚が、「にわのわ」にも流れている気がします。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

器を中心とした作品を展示予定です。
日常に溶け込みながらも、手にした方が特別な時間を感じられる作品をお届けしたいと思います。
にわのわで過ごした心地の良い時間をお家に帰ってからも思い出してもらえたらうれしいです。
自然の光の中で変化するパート・ド・ヴェールの質感や佇まいを感じてみてください。

また、木とガラスを組み合わせた作品にも挑戦するつもりです。