2025.04.21
出展者紹介:藤野美帆[coci](皮革)

プロフィール
1980年 長野県生まれ
2007年〜東京でデザインの仕事をしながら革小物教室で学ぶ
2009年〜結婚・出産・2人の子育て
2017年〜cociとしてイベントに出展し始める
—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。
子どもの頃からモノづくりに没頭している時間が幸せでした。
大学生の時、とても気に入って買った革のバッグがあり、本当にボロボロになって使えなくなっても手放せないほど大切にしていたことがあります。
そんな風に誰かに寄り添い続けられるものを作りたい、という思いが始まりです。
ものが生まれて消えるまでの大きな循環の中の、作り手としての役割は何だろうと考えます。
素材の良さを活かしたデザインと、使い勝手にとことんこだわること。
ひと針ひと針手縫いで作ることで、大量生産とは違ったなにかを感じてもらうこと。
そして何より、わたし自身が使いたいものを楽しんで作ることが一番かなと思っています。
—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。
初めて出展させて頂きます。
長野県在住で子育て中のわたしにとって、県外へのイベント出展はハードルが高く、憧れがあったもののなかなか踏み出せずにいました。
今回良きご縁を頂き、とても嬉しく思っています。
千葉県は、わたしが東京で会社員をしていた時に社宅があり、市川市に5年ほど住んでいました。
都心へ通勤しながらも、程よく落ち着きがあるホッとする場所でした。
社会人3年目に革でものづくりがしたいと思い立ち、週末革小物教室に通っていたあの頃。
千葉はcociの原点です。
千葉の皆さんにお会いして、お話ができることを楽しみにしています。
—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。
バッグや財布、キーケース、ティッシュケースなどの生活用品の革小物を多数お持ちします。
コンパクトなのにたくさん入る財布や、お財布付きのバッグなど、ひとつひとつに使い勝手のこだわりがあるので、ぜひお手にとってご覧いただきたいです。
- E-mail:info@coci-works.com
- instagram:https://www.instagram.com/coci_works