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2025.04.24

出展者紹介:皆川雄一(ガラス)

プロフィール

ガラス作家、デザインディレクター、一級建築士。
東京を拠点にガラス制作を行う。工藝・デザイン・空間の領域を横断し、創作活動を行う。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

大学で建築を学び、現在はデザインファームで空間デザインに携わる中、自ら素材に触れ、対話したいという衝動に駆られました。
あるご縁で譲り受けたアンティークのガラス瓶。その透明な美しさに改めて心を動かされ、ガラスをつくる道へと導かれました。
ものづくりにおいては、原初的で身体的な感覚やかたちを大切にすること。また、空間と作品とが響き合い、生活の中に美しい風景が生まれることを目指しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉ではこれまで多くのデザインプロジェクトに携わり、その豊かな自然にインスピレーションを受けてきました。今回の出展作品にも、その精神が宿っています。
にわのわに初めて参加しますが、千葉のみなさま、作家のみなさま、そしてスタッフのみなさまと出会い、良きご縁を頂けることがとても楽しみです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

生活工藝として人気の花入れや器、使い手によって多様な意味や使い方が生まれるオブジェクトをご用意する予定です。
日々見過ごしてしまっているささやかな生活の美しさをそっと照らすような作品をお届けできればと思っています。