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2025.04.24

出展者紹介:村上慶子[sabi-nuno](染織・布)

プロフィール

千葉県松戸市生まれ
2011年より制作開始
太古からある顔料の鉄錆を中心に
錆染めによる染織制作。
企画展・個展を中心に活動しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ものづくりのきっかけは、幼少期に見た職人さんの手から次々と美しいかたちが生まれるおもしろさに惹かれて、ものづくりに関心が向くようになりました。
ものづくりのこだわりは、長く使ってもらえること。
機能の他に記憶や想像に想いを巡らせてもらうことを大切にしています。
愛着が湧き、作品を手元で育ててもらうような作品を目指して製作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

生まれも育ちも千葉なのにまだまだ千葉を知らない千葉人です。
最近は少しずつ足を伸ばすようになってきました。

「錆染め」と聞いて馴染みのない方も多いと思います。
ひとつひとつ表情が異なる作品の中から愛着の湧く作品を見つけていただけたら幸いです。

「にわのわ」は運営の皆様はもちろん、ボランティアの皆様もパワフルで穏やかな暖かい空気感をいつも感じさせてくれるイメージです。
出展してから作品を通して、まさに「わ」となって繋がっていったご縁もあります。

私も少しずつでもご縁を広げる一部になれればと思っています。
各テント先にある[ワタシとチバとにわのわ]も読んでみると面白いかもしれません。
食やワークショップなど、にわのわの色んな場があるので、ぜひ、2日間楽しんでもらえたら幸いです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

しつらえ、観る布。使い、道具の布。
観る布はインテリアや只々布として愛でたいもの。
道具の布はテーブルウエアからお出かけに持ってゆきたい袋物など。
視点を変えた2種類の作品を持ってゆきます。