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2025.04.28

出展者紹介:渡邉和(陶磁器)

プロフィール

2010年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2018年 岐阜県瑞浪市にて独立
2022年 同県八百津町に移転

各地のクラフトフェア出展やギャラリーの企画展出品、受注制作等を行っています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

幼少の頃より手を動かす事が好きでした。
祖父が町家大工の棟梁だったり、若い頃絵描きを目指していた祖母に小さな頃から美術館に連れられていった事が今考えると大きかったと思います。

ものづくりは総合芸術の一端であり、各時代に現れるデザイン思想や背景にある社会や歴史、現在との繋がりを学ぶ事も大事だと思います。
作品に各人の思考、情報の深さや身体が立ち表れるのが恐さでもあり、面白さでもあります。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

岐阜県の山あいの集落で作陶しています。千葉との関わりは美術館「as it is」を数回訪れた程度ですが、道中や周辺の自然の豊かさが印象的でした。
にわのわは少し前、友人の作家から教えてもらいました。千葉のクラフトフェアは初参加なので、千葉の方々に作品を見ていただくのを楽しみにしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

白磁器をメインに、灰陶、青磁、黄瀬戸、天目を出展します。

古陶磁や歴史に連なる空気を纏いつつ、自身の感性を反映した器をお見せできればと思います。