2025.04.30
出展者紹介:飯田慎一・飯田康恵[iiDA Woodturning](木工・漆/夫婦・家族枠)

プロフィール
静岡県伊東市[伊豆半島]を拠点に夫婦それぞれの想いで木の器を作っています。
—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。
伊豆に移住して木の器を作るようになりました。
そこには自分たちが幼少期から経験してきたすべての事柄、人との縁が人生の集大成のように合致していることに気付き、制作を生活の中心にしました。
作品には作家の気配を注ぎすぎず、素材の本来の美しさが伝わるように心がけています。
—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。
船橋市で二人が出会い、流れ流れて今は慎一の出身地である静岡に住んでいますが、千葉は私たち夫婦にとってとても大事な場所です。にわのわに来てくださる皆様を家族と思い、帰省するような思いで伺います。
—ご夫婦(ご家族)ではどんな役割分担がありますか?
慎一は、体力仕事全般と愛でる器を中心に制作。
康恵は、家事全般と使う器を中心に制作。ならびに猫たちの給仕
—ご夫婦(ご家族)でものづくりされていいところ、困るところを教えてください。
いつもふたりで”器”についての考えを巡らせています。
大方の見解はすり合わせてきていますが、まだまだお互いの想いはあるようです。ふたりで同じ仕事をしているので、常に方向性は揃えオリジナリティを打ち消さないように気を付けています。
—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。
自分たちなりの解釈で康恵は使う器を、慎一は食器ではない”うつわ”を展示します。それぞれが描く器の世界を感じてもらえたら嬉しいです。