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2026.04.19

出展者紹介:中川原圭太(木工・漆)

※中川原圭太さんは、諸事情により出展がキャンセルとなりました。あらかじめご了承ください。

プロフィール

1991年福岡県生まれ 滋賀県大津市在住

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ギター工房での勤務を通して西洋的な工法に触れたことをきっかけに、対比的に日本の伝統工法へ強い関心を抱くようになりました。

桶は「側板・底板・箍(たが)」の三つで構成される、極めてシンプルな構造です。それにもかかわらず、水密性を保ち、長く使い続けられる。その合理性と美しさに魅せられ、桶づくりの道に進みました。

安心して永くお使いいただける桶を目指し、木材の選定から木取り、仕上げに至るまで一つひとつの工程にこだわり制作しています。刃物で仕上げ、食に関わる桶には化学接着剤を使用しておりません。日々の暮らしの中で、安心してお使いいただけるものづくりを大切にしています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

時代の変化とともに、桶を日常的に使う機会は減り、多くの方にとって、桶は「見たことはあるけれど、使ったことはない道具」かもしれません。しかし、白木が持つ調湿性や芳香などの特性により、今なお活躍する場面は確かに残っています。

私は、桶の持つ機能性や素材の美しさ、そして使うことで生まれる豊かな時間を、多くの方に実感していただきたいという思いで制作を続けています。そのような折、船橋に住む友人から「にわのわ」出展の勧めを受け、ご縁を感じ、応募し、このたび出展させていただく運びとなりました。多くの来場者の皆さまと、桶を通してお話しできることを心より楽しみにしております。

桶が「特別な道具」ではなく、「思っているよりずっと身近な存在」だと感じていただけたら嬉しいです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

食卓とお風呂に関わる桶を中心に展示いたします。

桶は、日々のごはんの味わいや、お風呂の時間の心地よさを、さりげなく、しかし確かに変えてくれる道具です。実際に質感や木の香りに触れていただき、ご家庭で使われる情景を思い浮かべていただけるような展示にしたいと考えております。まずは手に取り、木の質感や香りを感じてみてください。そして「もしこれが家にあったら」と、少しだけ想像してみていただけたら嬉しいです。

桶は、暮らしの中に小さな心地よい変化を添えてくれる存在だと思っています。今回の展示が、皆様にとってこれまでとは少し違う日常を思い描くきっかけとなれば幸いです。