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2026.04.20

出展者紹介:長澤香奈子[キンノイト](アクセサリー)

プロフィール

秋田県生まれ
2004年より千葉県在住
2018年よりキンノイト(糸とビーズの装身具)として活動開始
2025年にわのわ初参加、ギャラリーでの展示、popup.クラフトフェアへ参加

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

小さい頃から祖母や母の和裁や洋裁、季節の食仕事など家庭の中の手仕事を見てきました。
糸を編みはじめたのは子どもを授かった時。編図を読み解いたり、線が立体になるのが面白く、そこに創作が加わって徐々に自然の様子を取り入れるようになりました。
活動の拠点は自然豊かなところではありませんが、都会の人工物の合間に見える自然物は私たちを潤してくれているのを感じます。
変化しながらも巡ってくる季節、植物や空の移ろい、香り、、、それらを心柔らかに感受し、作品に表現しています。
手にした方が忙しい日々の中でほんの少し情景を思い深呼吸したり、心が潤うきっかけになれば幸いです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

日常の中で出会う心動いた情景や季節の移ろいを国産の糸とビーズを編み、装身具に仕立てています。
綿糸、絹糸、笹和紙、本金糸、草木染めの糸、自作の手漉き和紙の紙糸等にビーズの光と質感をプラスして。
草木染めは千葉の大地で育った身近な植物がほとんどです。その時々の植物からの頂き物の色はその土地の情景を表現するのにも、私たちの肌にもよく馴染むように思います。春先の夕方、紅掛空色は生葉藍と枇杷の葉の色をあわせたようだなとか、、、考えるのが楽しいです。

にわのわは昨年に続き2回目の参加となります。全国から多くの方が期待を持って訪れ、作り手の力を尽くした作品や千葉の美味しい食が一堂に会し、スタッフ皆さんのホスピタリティに支えられる「わ」の2日間。木々の輝く緑の中でキンノイトの世界をテントいっぱいに表現しながら今年も皆様をお迎えいたします。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

糸は自然の中で育まれた素材を先人達が工夫して形にしてきたものです。気候変動の厳しい中、順応してきた植物や人々の営み。楮から和紙を漉き糸にした時、環境や伝統産業の大切さを感じました。
昨年の秋には過去150年の気温のデータを「変化しながらも巡る季節の表現」としてテーブルを作成しました。作品と合わせて見ていただけたらと思います。

職人の手仕事で作られている金箔の本金糸の輝き、自作の手漉き和紙糸の風合い、落花生や枇杷など千葉の大地に根差した植物の色、千葉や北の地で感じた四季の情景の装身具、、、
糸ならではの軽やかさをぜひ手に取っていただきながら見ていただけたらと思います。