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2026.04.20

出展者紹介:長澤万耶子(陶磁器)

プロフィール

東京都小平市で、土の質感や焼き上がりの表情を大切にしたうつわを制作しています。使うほどに手に馴染み、暮らしの風景に静かに寄り添ううつわを目指しています。クラフトイベントや企画展、個展を中心に活動しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

美濃焼の産地である岐阜県多治見市に生まれ、祖父母が窯業に関わる仕事をしていたため、焼き物が身近な存在でした。幼い頃から手を動かして何かを作ることが好きで、陶芸を学ぶため美術大学へ進学しました。土という素材が持つ温かさや、焼成によって生まれる表情の変化に魅了され、この道に進みました。

制作を続ける中で、土に触れ、形をつくる時間は、自分自身と静かに向き合う時間でもあると感じています。焼き上がったものが誰かの手に渡り、その人の暮らしの中で使われていくことに、ものづくりの意味を感じています。

うつわが日常の中に自然と馴染み、使うほどに親しみが増していくことを大切にしています。手に取る人の暮らしにそっと寄り添い、長く使われる存在となれば嬉しいです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

大学院時代のプロジェクトを通じて、千葉の自然や文化、地域の営みに触れ、地域の方々と交流しました。水や土壌、素材が暮らしの中で活かされ、人々の営みと結びついていることを実感しました。

昨年、にわのわに初めて出展し、直接言葉を交わしながら、うつわについてお話ししたり手渡したりする時間は、普段の制作とはまた異なる大切な経験となりました。器がそれぞれの暮らしの中へと渡っていく瞬間に立ち会えることは、ものづくりを続ける大きな励みになっています。

今年もこの場所で、うつわを通じて生まれる出会いや時間を重ねられることを嬉しく思います。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

日々の食卓で使われるうつわを中心に、カップや皿、鉢、花器などを制作しています。土の質感や焼成によって生まれる表情を大切にしながら、一点一点形にしています。

最近は、茶器の制作にも取り組んでいます。茶を淹れる時間や、その周りに流れる静かな空気に惹かれ、そうしたひとときの中にあったらいいなと思うものを作っています。