2026.06.05

近隣施設のご紹介「国立歴史民俗博物館」と「くらしの植物苑」

 にわのわ会場の佐倉城址公園に隣接する国立歴史民俗博物館は、「歴博(れきはく)」の愛称で親しまれています。

  歴博の常設の総合展示は、先史・古代から現代に至るまでの日本の歴史・文化の流れのなかから重要なテーマを選び、生活史に重点を置いて構成されています。第1展示室から第3展示室は、先史・古代から中世を経て近世まで、第4展示室は日本列島の民俗文化、第5展示室から第6展示室は近代・現代の展示です。

  展示資料は、実物資料はもちろんのこと、精密な複製資料や製作当時の学問的水準に裏付けられたジオラマや復元模型なども積極的に採り入れられています。そのほかグラフィッパネルやタッチパネル、映像資料などの補助手段も用いることで、日本の歴史と文化について誰もが容易に理解を深められるよう工夫されています。また、お子様にも楽しく学んでいただける体験型展示コーナーの寺子屋「れきはく」と「たいけんれきはく」もあります。

  歴博では、今年の3月17日に第5展示室(近代)を約30年ぶりにリニューアルしました。19世紀末から20世紀初頭、新しい経済のしくみが生まれ、暮らしも大きく変わりました。戦争や人びとの交流をとおして世界やアジア諸地域との関わりも深くなっていきます。こうした人びとの経験をみつめながら、近代日本のすがたをともに考えていただく展示です。

 これから夏に向けて、期間限定の展示も開催されます。7月7日(火)~8月30日(日)には、第3展示室・第4展示室で特集展示「くらしを彩る 漆絵のうつわ」を開催します。漆絵は、漆に顔料を混ぜた彩漆で文様を描く技法で、本展示では江戸時代後期から近代にかけて製作された盆、皿、蓬莱箱、重箱等を展示します。季節の動植物や多彩で親しみ深い文様が、素朴ながらも工夫を凝らした技術で表され、私たちの眼を楽しませてくれます。

 また、8月5日(水)~8月30日(日)には、くらしの植物苑で特別企画「伝統の朝顔」の展示が行われます。くらしの植物苑では毎年、朝顔とは思えない変わった花形や葉形の変化朝顔を展示します。「えっ!これが朝顔?」と思わせるような江戸時代から伝統的に栽培されて楽しまれてきた変化朝顔の世界をご堪能ください。

  その他、歴博の詳細は、Webサイト https://www.rekihaku.ac.jp をご覧ください。


国立歴史民俗博物館 総合展示 第5室(近代)「国民の誕生」展示風景

 


第3展示室・第4展示室特集展示「くらしを彩る 漆絵のうつわ」(チラシ)

 


くらしの植物苑 特別企画「伝統の朝顔」
変化朝顔(青蜻蛉丸笹葉紅覆輪切咲牡丹)国立歴史民俗博物館