DIC川村記念美術館で開催中の展示

川村記念美術館外観2007年10月_10cm

にわのわ会場となるDIC川村記念美術館では、
「コレクション☆リコレクション VOL.1 5 Rooms 彫刻/オブジェ/立体」が開催されています。
4月27日(土)~ 7月15日(月・祝)まで。

2013年度を通して川村記念美術館のコレクションが全館において紹介される企画の第一弾。
2008年に増築された正方形の展示室(203展示室)に5つの部屋を設けて「5 Rooms」と題し、
所蔵作品から選んだロダンから現代までの彫刻、オブジェ、立体作品約40点が並ぶそうです。
今まで展示される機会の少なかった作品も含め、各部屋に展開される彫刻や立体作品の空間美を、この機会にお楽しみください。

201展示室には村上春樹の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の表紙で話題になっている
画家モーリス・ルイスの3作品が揃うそうです。
なかでも、《ナンバー 1-49》(1962)は、小説の表紙に起用された絵画と同じシリーズ<ストライプ>の作品です。

202展示室では「リキテンスタインの版画」が同時開催されます。
DIC川村記念美術館のコレクションから、アメリカ、ポップアートを代表する画家ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)の版画作品の展示。
1960年代より、漫画をモチーフに、鮮やかな色彩と簡潔な輪郭線、印刷のドットを強調して描いた作品により広く知られていますが、
モネの作品を再解釈した《積み藁》や《大聖堂》のシリーズ、建築装飾を絵画化した《エンタブラチュア》など、
視覚芸術の本質を問い直すその業績の一端が紹介されます。

にわのわとあわせて、美術館もおたのしみください。
にわのわ入場券の半券で美術館入館料が¥300引きになります(他の割引との併用不可)。

(にわのわ実行委員:はまぐち)

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