2017.05.11

もののわ出展者紹介:フクイリハル

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もののわに出展していただくフクイリハル(ニット教室「アトリエ・イド」代表)さんのご紹介です。

【ワークショップ内容】

『カラフルダーニングのすすめ 〜繕いでお気に入りのニットを育てる楽しさを〜』
虫食い穴や擦れ・シミなどで眠っている衣類や小物をよみがえらせるだけでなく、カラフルな糸選びで世界に一つだけのお気に入りにしちゃいましょう。

・時間:各日 2回  ①11:00~ ②13:30~(90分)
・定員:各回8名
・対象:中学生以上
・持ち物:全てこちらでご用意します。あれば修繕したいニット
・参加費:2000円(道具レンタル・糸込み)
・受付方法:各日 10:00 より、ワークショップテントにて受付

—千葉への想いを含めた自己紹介・お店紹介をお願いします。

リネンウェアと編組品(へんそひん:ニットやかご)のデザイン・制作・販売のかたわら、船橋市でニット教室を運営しています、「アトリエ・イド」代表のフクイリハルです。

千葉とは35歳からのご縁です。船橋にマイホームを構えたことで引越し続きの人生にピリオドを打ち、地域に根ざした仕事を作ろう、と始めたのが「アトリエ・イド」でした。

「イド」は母親たちのコミュニケーションの象徴!?「井戸端会議」の井戸であり、”I do”のローマ字読み(いど)でもあります。
そこに手しごとをする場所を表す「アトリエ」を加えました。

傍目にはとりとめなく映るかもしれませんが、全ては「手しごと」と「コミュニケーション」の二つを両輪とした事業体です。

地域を構成する(大人も子供も)一人一人が、自ら(“I do”)動きたくなるような機会と場所を「手しごと」を通してシェアできたなら・・・と願って開業しました。

船橋歴もいよいよ今年で10年目となり、その間も次々に千葉には魅力的な場所が増えていると実感しています。住めば住むほど千葉の大きさ、奥深さに感じ入る日々です。

また本業とは別に、週に二時間だけ近所の農場のお手伝いをしているのですが、クラフトにしろ、食にしろ、千葉は「作り手と使い手の距離が近い場所」です。
千葉は楽しい!!

みなさん、一緒に千葉に住みませんか♪(笑)

—「にわのわ」というイベントや、「もののわ」というテーマについて想いを語ってください。

「にわのわ」がまだそのように呼ばれていなかった2011年より、実行委員として関わり、貴重な経験をさせていただいています。

立ち上げ当初、娘たちはまだ小さくて。

それでも私が「にわのわ」で出会えるような、普段使いにするにはちょっと勇気のいる作家ものの器を愛し、子どもたちとの食卓に気軽に登場させることができたのは金継ぎという「繕い」の魅力を知っていたからでした。

たとえ欠けても割れても。
布であれば擦り切れても穴が空いても。
新たたに生まれ変わる。

どんな作品にもさらに世界に一つだけの景色を与える「繕い」という、美しくて嬉しい習慣。

つねづね「にわのわ」という「作り手」と「使い手」を繋げるの場づくりに関わるからには、「伝え手」の一人として、その「繕い」の楽しさをみなさんと共有したいと思っていました。

そうして、にわのわ5年目に生まれた「もののわ」テント。
今年は2年目。

念願叶って「金継ぎ」のデモンストレーションも含めた4つのブースが並びます。

私はニット教室「アトリエ・イド」として、ダーニングという、ニットや布製品の繕いの手法をお伝えします。

作家さんの作品を堪能いただくにわのわですが、その作品はもちろんのこと、その作品作りから生まれる端材たちの「愛し方」の楽しい世界を覗きに、ぜひ「もののわ」テントにもお立ち寄りいただけたなら嬉しいです。

フクイリハルさん、ありがとうございました。