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2019.04.20

出展者紹介:寺田靖子[atelier KUSHGUL](染織・布)

プロフィール

福岡県出身、京都市在住
京都工芸繊維大学 造形工学科卒
川島テキスタイルスクール卒
2007年よりatelier KUSHGULとして制作をスタート。
現在、洋服屋の一角にあるアトリエにて、今の感覚に沿う手織り布製品を
模索し、制作しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

大学時代は、プロダクト、グラフィック、工芸と幅広く一通り学べる学科へ在籍していました。
その中で魅力を感じたのが、陶芸や版画、写真など、イメージが物体へ変わる瞬間に出会う感動でした。
それから、ひとつ素材を選び、自分の手でものをつくり出すという作業を続けています。
糸が布へと変わる瞬間のどきどきは、今もいつも感じています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

今回“にわのわ”へ応募したのは他県でのクラフトフェアで声をかけていただいたのがきっかけです。
生まれも育ちも九州で、千葉へというとディズニーランドへのみの私ですが、“にわのわ”のHPや出展に向けての案内書を拝見していると、千葉の皆さんのチーム力をとっても感じ、ふところへ飛び込むのが楽しみになってきました。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

春夏の作品として、綿のたこ糸を使った生成りの布の作品を作っています。
経糸と緯糸の重なりで織り出される陰影が特徴の布ですが、新緑の緑、綿糸の白、初夏の光。
その3つのコントラストを楽しんでいただけるとうれしいです。

住所:〒600-8401 京都府京都市下京区東洞院通松原上る燈籠町588 Mustard
電話番号:075-344-2455
ホームページ:http://www.kushgul.com