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2019.04.21

出展者紹介:豊田陽子[10P10C](染織・布)

プロフィール

大学卒業後、インテリア関連の仕事に就く
その後、染織作家佐藤律子氏に師事
2011年より活動開始 
2014年長野県に移住
全国ギャラリー・百貨店・クラフトフェアなどに出展

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

子供のころから何か物を作ったり、美しいものを見たり、美術館に行ったりするのが大好きでした。
大学卒業後、インテリアの仕事を通して海外の生地に触れる機会があり、色彩の美しさに目を奪われました。こんなワクワクするような生地を自分も作ってみたい!と思ったのがきっかけです。
ものづくりの際に大切にしていることは、特に最近気を付けていることですが、自分の身体です。心も体もその時の状態がつくるものに些細な影響が出てくると思っています。
また、妥協せず、表現の追求をしていくことを大切に思っています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

10P10C(テンピーテンシー)というのが工房名ですが、十人十色を記号のようにしてつけました。色とりどりの色彩を心動くまま、自由に触れて見ていただけたらと思います。
千葉とのつながりですが、子供の頃、一時千葉に住んでいたことがあります。
2014年に長野に移住しましたが、以前は関東圏に住んでいたこともあり、千葉は身近な場所の一つです。
また、千葉で活動している友人夫婦からは妥協しないモノづくりの精神を学ぶきっかけをもらいました。
今回、この「にわのわ」でもたくさんの方々とご縁を広げていけたらと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

友禅の技法を応用した手描き染めや型染、引き染めのほか、原寸大の大きさで描いた水彩画をプリントしたシリーズなど、様々な表現方法で制作しています。
季節の空気、光、気配、記憶の結晶、日常の暮らしに彩を そんな思いをデザインし、綿や麻、シルクなどの自然素材の布に染めています。
アイテムとしてはストール・スカーフ中心ですが、最近挑戦している洋服も少し出せたらと思っています。

E-mail:tyyoko10p10c@yahoo.co.jp
ホームページ:https://www.10p10c.com/
instagram:https://www.instagram.com/tyyoko10p10c/?hl=ja