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2020.04.30

出展者紹介:谷野明子[Atelier mahina](陶磁)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

1999年精華大学美術学部造形学科陶芸専攻科卒業
故郷の奈良を拠点に独学で陶芸を続ける
オブジェや器を制作し、主に個展などで活動(作家名は旧姓佐野明子)
2009年結婚を機にアトリエを奈良から神奈川県横浜市に移す
子育てをしながらクラフトフェアなどに出展
2015年横浜市から神奈川県葉山町に引っ越しアトリエを持つ
2019年松本クラフト出展
2019年12月新宿高島屋 二人展
現在に至る

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ものづくりのきっかけと言えば、さかのぼると小さい頃から、暇があれば広告の紙の裏に絵を描いていました。絵本も家にわりと沢山あってで絵や色彩を身近に感じていました。小学生になったら、両親がよく美術館に連れていってくれました。休みの日は神社仏閣めぐりなどによく行く家族でした。大学は美術大学に行きたいと漠然と思い、オープンキャンパスに行ったとき、陶芸学科の教室、轆轤場、窯場、仮眠室に物を作る活気を感じ心が動きました。また祖母に茶道を習っていたため、使う、鑑賞する、道具として美として器が存在すること、その豊かな時間の流れを体験していたことも現在の私につながって居るのではないかと思います。茶道の世界だけでなく、日常でも器を愛でて楽しむ時間があればと思いものを作っています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

谷野明子
アトリエ名はAtelier mahinaです。詩やストーリーが感じられるような作品づくりを目指しています。
私の住む町は神奈川県の葉山町、少し車を30分走らせて横須賀まで行くと天気のいい日は対岸の千葉が見えます。
にわのわは作りてが自分らしく居られる場所、使い手がじっくり自分の『好き』に出会える場所だと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

絵付けの色んなサイズのお皿が並びます。
使ってもよし、飾ってもよし、豆皿などは食べる前に並べると、食卓に花が咲きます。
また型ものの器は版画を楽しむように制作しています。一つの型でも土や選ぶ釉薬によって何パターンもの作品が出来上がります。

instagram:https://www.instagram.com/mahinanomado/