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2020.05.02

出展者紹介:寺田靖子[atelier KUSHGUL](染織・布)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

福岡県生まれ、京都市在住。
京都工芸繊維大学造形工学科卒。川島テキスタイルスクール卒。
2007年より、atelier KUSHGULとして、手織り布の製品作りをスタート。
現在、京都にて、洋服屋’Mustard’内のアトリエにて日々機織りをしています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

大学でプロダクトデザインなどを学び、その後の就職を考える中、デスク上でのものづくりする自分にピンと来ず、「こっちじゃないな~」とういう消去法でここまで進んで来たように思います。
これだけ布製品に囲まれて暮らしているので、「少しくらい手織りの布の居場所もあるだろう。」というくらいの気持ちでスタートしましたが、今は、人が手で織った布の存在の意味を、もう少し大きく感じながら制作するようになりました。
様々なプロダクトに囲まれる生活に、すーっと自然に溶け込めるような手織り布を織っていきたいです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

昨年、初めてにわのわに参加させていただきました。
それをきっかけに、関東の方へのご縁が少しでき、とてもうれしい一年でした。
と同時に、昨年は災害もあり、たくさん千葉へ思いを寄せる年となりました。
また、今年も笑顔でにわのわへ集う皆さんにお会いできるとうれしいです。
緑豊かな”にわのわ”が楽しみです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

春夏は、綿のガラ紡やタコ糸を使用し、白いバッグを作っています。
色を染めていない、素材の色のままの布地からは、糸の素材感や織りによる柄の凹凸をより感じてもらえるではないかと思います。
素材の違いや織り方の違いで生まれる布の表情を、ぜひご覧いただきたいです

住所:〒600-8401 京都府京都市下京区東洞院通松原上がる燈籠町588Mustard
電話番号:075-344-2455
ホームページ:http://www.kushgul.com
instagram:https://www.instagram.com/atelierkushgul/