,

2020.05.09

出展者紹介:堀家亮[靴屋orike](皮革)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

靴作りの基礎知識を学んだ後、現役の靴職人を訪ね更に知識、技術を深める。
岡山県の瀬戸内市に移住後、自宅の一部を工房に改装し、独立に向けての準備を進める。独立後は全国各地で受注会を行い、現在に至る。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

会社を辞め、引っ越しの準備をしていました。そんな時ふとずっと捨てずにいた雑誌を見つけ読み返していました。ページをめくっていると当時も何度も何度も読み返したアメリカで靴作りをしているマレーさんの記事を見つけ、その時もじっくりと読み返しました。本当に好きなものは当時も今も変わらないんだなと思ったのを覚えています。思い出せるきっかけと言えばこの辺りですかね。

大切にしていること、思い。

この作業はこれがベストなのか?
同じ工程であっても絶えず自分に問いかけるようにしています。
何年も靴作りをしていると、体が作業を覚え、考えなくても出来てしまう工程が増えていきます。単純な作業ほどそうなります。技術の面でスキルアップした結果だと思います。ただここで考える事をやめてしまうと毎日の作業が退屈なものになり、製作に対する気持ちも冷めていくかもしれません。好奇心を持ち続けること、持ち続けれるように工夫する事が私のものづくりの中心にある気がします。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

瀬戸内にある小さな港街 牛窓で靴作りをしています。一年を通して晴れの日が多く、とても気持ちの良い所です。
岡山の人はとても静かな方が多いですが、私自身は関西生まれの関西育ちで、人と話す事が好きです。この仕事を始めてから全国を旅し、各地で色んな出会いに恵まれました。
ここ千葉でも新しい出会いがある事を期待しています。

にわのわに抱いているイメージ
「丁寧」「白」「春」

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

革靴
アッパーを出来る限り一枚革で製作しています。   一枚革だからこそ感じる事の出来る履き心地、シンプルなデザインを味わってみて下さい。

革スリッパ
革漉きの際に生まれる”床革”の中から厚みのあるものだけを選び、スリッパの製作をしています。
ご注文の際に外履きか内履きかも選んで頂くので、ご自身の生活にあったスリッパを手に入れてみて下さい。
革靴、スリッパ共にサンプルを各サイズ、多数ご用意します。
採寸はもちろんですが、試着してから、サイズ、デザイン、カラーを決めて頂けます。

電話番号:080-5614-6423
E-mail:horisleep@gmail.com
instagram:https://www.instagram.com/ryohorike/