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2020.05.14

出展者紹介:渡辺真由美[ütutu](ガラス)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

新潟県出身

東京ガラス工芸研究所卒業

アトリエを設立し、2017年より「ütutu」として活動を開始
吹きガラスで日常のうつわや花器などを中心に制作しています

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

わたしが「つくる」という立場に今いることを考えると、わたしの周りにはいつも本当に魅力的な「つくる」ことに携わっている人がいてくれたおかげだと改めて感じています。
なかでも大きなきっかけは、ガラスの学校へ入学する前に働いていたパティスリーです。
そのお店ではわたしは販売をする立場でしたが、シェフやスタッフの「つくる」ということが本当に大好きな想いや、また多くの方に喜んでいただきたいという姿勢、またお客さまの本当に嬉しそうに…また気持ちよさそうに商品を選んでくださる場面に毎日触れ、そのことでわたし自身が「つくる」という事に魅力を感じ強く意識するようになり、足を踏みだすきっかけとなったと思っています。

そしてわたし自身がつくる立場となり意識し大切にしていることは、やはり日常の身近な気持ちよさに繋がるものでありたい。という事です。
無理なくスッと溶け込めて、その時間や空間が少しでも気持ちよさに繋がれる…そんな思いを意識し日々制作をしています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

わたしは新潟県出身なのですが、千葉には大好きな叔母がおりましたので、幼い頃会いたくてよく遊びに来ていました。その思い出が強く焼きついているので、千葉というといつもそのあったかい温度がよみがえってくる感じがします。
そしてガラスを学びこの道を進みはじめた事で、こうしてまた千葉との繋がり…またずっと大好きで毎年のように足を運んでいた「にわのわ」と、今度はこうして出展できる立場となり繋がりが持てていることに、本当に嬉しく思っています。

「にわのわ」へは、わたし自身が本格的に活動をする前からずっと大好きで、いつも浮かれお買い物欲を充満させてよく足を運んでいました。

今はこうしてつくる立場となり関われることで、また今までとは違った角度から「にわのわ」を感じることができ、あの特別な空気感は、時間をかけ作り上げてくださっている多くのスタッフの方々、また本当に魅力的な方ばかりの出展者の皆さん、また時間をつかい足を運んでくださる多くのお客さま…そのすべてが混ぜ合わさりあの魅力的な空間が作り出されているんだと、実感させられます。

人から人へと伝わるエネルギーを大切にし、あの大好きな特別な空間に身を置けること、またたくさんの方とお会いできることを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い致します。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

毎日の中のついつい手にとっちゃうような、丁度よく…また想像をかき立てられるような器というところを意識して制作しています。

わたし自身、生活の中で食事のシーンをとても大切に思っています。
うつわを変えるだけで料理の印象はガラリと変わり、それが楽しくまた食事の気持ちよさに繋がると感じています。
見て下さる方にも、そんな風に想像をかき立ててもらえるような…それが毎日の気持ちよさに繋がるような作品を準備し、わたしらしく提案できたらいいな…と思っています。

E-mail:glass@ututu.jp
ホームページ:http://ututu.jp
instagram:http://www.instaglam.com/___ututu___