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2021.06.30

circles vol.03 出展者紹介:金津沙矢香[ガラス]

※昨年ご紹介した記事の再掲載になります。

プロフィール

三重県生まれ。
近畿大学文芸学部芸術学科卒業。
在学中に吹きガラス教室でガラスに出会い、卒業後富山ガラス造形研究所で本格的にガラスを学ぶ。
その後、富山ガラス工房所属を経て2009年独立。
以降、富山にて制作。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

家族旅行で小樽の吹きガラス工房を訪れ、子供ながらにそのスピード感や溶けたガラスの不思議さが心に残っていました。美術教師を目指して進学した大学で絵画を学んでいましたが、その傍ら、雑誌で吹きガラス教室の記事を見つけ、触ってみたいという思いが再燃し、2つ同時に教室に行くほどガラスに惹かれていきました。卒業時にはガラスで何かを生み出していきたいという気持ちになり、専門学校やガラス工房で学び、今に至ります。小さい頃からなんでも手作りする母が近くにいたことも、ものづくりへ原点だと思います。
大学で学んだ絵画的表現と、光でより魅力を増すガラスの魅力が組み合わさった時、また違う表情が見えてきます。
そんな美しい瞬間で、誰かの穏やかな時間、ハッと嬉しい時間のお手伝いができたらと思い、制作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

初めて、にわのわに参加させていただきます。
今、富山で制作しているのは、千葉のガラス工房でのワークショップでの出会いがきっかけです。
どうやったらガラスを続けていけるか悩んでいた時に参加したこのワークショップで、富山のガラスの学校の生徒さんたちに出会い、それをきっかけにその専門学校を目指すことになりました。
そして、進学が決まり、富山に移住し、今も富山で制作を続けたいます。

普段は制作でこもりがちで、人見知りな性格も相まっておしゃべりではないのですが、クラフトフェアで作品を通じてお話しするとなぜが会話が弾みます。
美しい新緑の公園で、たくさんの方との出会いがあると思うとワクワクしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

器からインテリアとして飾る作品まで色々持っていきたいと思っています。
器は普段使いできるものを中心に、ちょっと特別な時に使いたいものもあります。
また、スノードームを中心にオーナメントも用意する予定です。

instagram:https://www.instagram.com/sayaka_k_51/

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◎入場予約サイトURL
https://niwanowa.stores.jp/

今回のグループ展は安全面に配慮し、土日の10:00〜と11:45〜の時間帯を予約制とさせていただきます。

また、予約フリーの時間帯も密にならないよう、
合計で30人までとさせていただきますので
確実にご覧いただきたい方は、入場予約をお願いいたします。

[circles niwanowa monthly exhibition vol.03]

会期
7.3 sat – 7.6 tue
10:00 – 16:00

Web販売
7.11 sun – 7.12 mon

会場
gallery&rental space 林檎の木
千葉県習志野市本大久保3-8-3 1階・2階・地下2階
※入り口は地下2階となります。

つくり手
大岡真奈(ヒンメリのおか)[アート – モビール]
石黒美佐緒(つちのわ)[陶磁器]
小黒ちはる[陶磁器](Web販売はございません)
キダサトコ[陶磁器]
鈴木祥代[陶磁器](Web販売はございません)
早田かおり(かおり陶房)[陶磁器]
金津沙矢香[ガラス](Web販売はございません)
うだまさし(monom)[木工・漆](Web販売はございません)
藤井健一(ふじい製作所)[木工・漆]
寺田靖子(atelier KUSHGUL)[染織・布]
丹羽花菜子(藍染風布)[染織・布]