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2022.04.03

出展者紹介:内村宇博(陶磁)

プロフィール

静岡県沼津市出身。
2012 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁専攻卒業
愛知県常滑市に移り、吉川千香子氏に師事
2017 独立、同市内にて制作を続ける
2019 常滑市に工房をつくる

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

今振り返ってみれば、幼い頃に祖父母の田んぼ(田植え・稲刈り)を手伝ったことがものづくりのきっかけかな、と思います。
そのときの感覚がずっとあって、自身の手で素材に触れながらものを作っていくこと・ものをつくりながら生きていくことが好きになったのかもしれません。

誰かの何かのための素材のひとつになるようなやきものがつくりたいです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

こんにちは。
今回が初出展になります。よろしくお願いします。
今まであまり千葉との関わりはありませんでしたが、ここからご縁を深めていけたら、と思っています。
青々とした芝生の公園で出展できることを楽しみにしています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

主に食に関わる器を並べます。
釉薬に特徴があり、偶発的に結晶ができたり融けて流れた様子が筋状のグラデーションになります。
結晶のでき方や色合いなどにあえて1枚ずつムラ・ばらつきがでるようにしています。また光の当たり方でも見え方の印象が変わるので、直接手に取ってご覧ください。